山梨県民球団、BCリーグ入りを目指す　＜追記あり＞

お盆前に1冊限定で復帰しました。

タイトルの通り、現在「山梨県民球団（仮称）」がＢＣリーグ加盟に向けて動いています。

現時点では「準加盟」。今後の審査で正式加盟が実現すれば最短で来年度からリーグ戦に参戦予定だそうです。

最大時には12球団あった同リーグですが、北陸側の4球団が脱退した為、現在は8球団での運営になっています。山梨の加盟が実現すれば9球団と奇数になり、少々運営しづらくはなります。

しかし同県はどちらかというと「陸の孤島」みたいな状態なので、野球界の新しい流れをぜひ作って欲しいと思います。今年のセンバツで山梨県勢初の優勝があり、その流れに乗ってくれないか、とも。

活動予定球場は甲府市と富士吉田市、と発表されています。

おそらくは「小瀬球場（甲府市）」と「富士北麓球場（富士吉田市）」でしょう。

この内の「富士北麓球場」は天気が良ければセンタースコアボード後方に富士山がドーンと見える絶景中の絶景球場です。

スケジュール・交通アクセス・天候・使用頻度など様々な条件が揃わないと実現しませんが、観戦したい球場の私的トップレベルの一つです。（富士急行線の駅からタクシーでしか行けないようです。）

こちらは数年前に訪れた小瀬（こせ）球場。地元TV局によるネーミングライツで現在は「山日YBS球場」という名称です。

県のメイン球場で、この時は高校野球を観戦しました。

ただ、こちらもアクセスがネックでした。実質最寄り駅と呼べる駅が無く、やむなくJR甲府駅からタクシー利用で15～20分、片道2，500円かかったと手元の記録にあります。

写真で球場の遠くに山並みが見えていますね。やはり山梨県は山に囲まれた外部からは少々行きにくい県でした。 

はたしてBCリーグ加盟が実現するのか？チェックしておきます。

＜追記＞

その後の審査で今回の正式加盟は見送られました。運営体制と球場確保の点で不足があったようです。

球団は再来年の加盟に向けて出直し中です。

以前、浜松も審査で落とされたことがあり、BCリーグの審査は意外と厳しいです。まあ、安直に加盟させてすぐに破綻されたら困りますから当然と言えば当然の厳しさですね。