全日本クラブ野球選手権を初観戦(ショウワコーポレーション VS 矢場とんブースターズ)

  • Mr.black
    2023年09月07日 09:41 visibility539

残暑厳しい中、久しぶりの遠征記です。6月から休みがちでしたが、これから少しずつ更新していこうと思っています。またよろしくお願いいたします。

 

先日、新潟県まで弾丸遠征。目的はタイトルの通り全日本クラブ野球選手権の観戦でした。この大会は今年で47回目。かつては西武ライオンズ球場(及び西武ドーム)が長い間会場となっていましたが、近年地方開催に変更されています。

(なお、西武球場・西武ドームと地方球場の隔年開催だった時期もあり。)

 

今回は新潟県の3球場、「県立球場(エコスタ)」「三条市民球場(パール金属スタジアム)」「五十公野(いじみの)球場」で開催されました。

この日は最終日で決勝戦1試合のみ。その為メイン会場のエコスタを訪問しました。

 

入場料は一般800円、JABA会員500円、高校生以下は無料でした。

ところで運営について先にちょっと苦言を。この日、場内で弁当や飲料の販売があり、更に昼時には場外にキッチンカーが来ていたらしいのですが、事前告知がありませんでした。こういう情報は前もってやった方がいいですね。私は遠征者で、もし現地に何もなかったら困るので飲食物持参で行きましたから。

 

 

決勝戦のカードは「ショウワコーポレーション VS 矢場とんブースターズ」。

この試合に勝って優勝すれば11月に開催される「社会人野球日本選手権」へ出場できます。両チームにとって絶対に負けられない大事な試合です。

 

 

1塁側:ショウワコーポレーション(中国・四国地区代表:岡山県のチーム)

 

元々は「柵原(やなはら)クラブ」という名称だったのが、支援企業であるショウワコーポレーションの社名をそのまま名乗るようになったそうです。よく知らないのですが、同社は人材派遣・製造・物流など幅広い業態の企業らしいです。クラブチームながら企業チームの一歩手前くらいなのかもしれません。

 

 

白ユニに青基調(1塁側なので白ユニ着用)。

胸マークは二段で「SHOUWA」「CORPORATION」。その下はスポンサー広告?

クラブ選手権出場は5回目で初の優勝を狙います。

 

 

3塁側:矢場とんブースターズ(東海地区代表:愛知県のチーム)

 

 

変わった名称なので「由来は?」と思っていたらノボリで判明しました。

味噌かつの老舗企業が運営しているチーム。名古屋の名物ですよね~。余談ですが、この影響で帰路にトンカツを食べました。苦笑。

 

 

こちらはチームマスコットが来ていました。応援団の方々が「ぶーちゃん」と呼んでいたので、おそらくそれが名前なのでしょう。

 

↓ ちなみに1塁側に居た複数のマスコットは新潟市の公式キャラクターです。この他にもたくさん居るみたいです。

 

 

 

 

矢場とんのユニはピンクのグラデーション(3塁側なのでカラーユニ着用)。

サブカラーは黒。帽子が黒でヘルメットはピンク。

ひと昔前だったら男性の競技ユニフォームでピンクってあり得ない配色でしたが、近年たまに見かけるようになってきました。これも多様性の時代ならではでしょうか?

 

首から胸の辺りに横綱の綱飾りがデザインされているのも斬新。

胸マークは筆記体風で「Yabaton」。

 

こちらはクラブ選手権出場が4回目で、ショウワと同じく初優勝を狙います。

 

 

ところで驚いたのは試合開始時。

ホームベース前に両軍整列すると思っていたのですがそれは無く、プロ野球みたいに一人一人コールされて守備位置について試合開始というスタイルでした。クラブ大会独特な演出でしょうか?

 

なお、試合終了時の挨拶は通常通りのホームベース前に整列でした。

 

 

試合は1回裏、矢場とんが1点先制。しかし3回表にショウワがHRで追いつきました。

これが大会第2号HRとのこと。やはりクラブチームですからそれほど飛ばせる選手はいません。

参加チームが16で、試合数が15と少ないですからその影響もありますね。

(なお、この大会前には予選があります。)

 

 

その後、5回裏に矢場とんがタイムリーで1点勝ち越し。2-1となります。

ほぼ互角の勝負でしたが、前半は矢場とんが押していた感じ。

 

しかし後半流れは一気にショウワに傾きました。6回表にスクイズで同点、更にタイムリーで勝ち越すと8回・9回にも打線が繋がり、6-2と優位に立ちます。

 

 

 

 

矢場とんも9回裏、無死満塁と攻め込みますが1点しか返せず。結局6-3でショウワの逆転勝ち。見事な初優勝でした。大喜びの選手達。おめでとうございます。

 

一方の矢場とんですが、1回と9回のそれぞれ無死満塁で1点ずつしか奪えなかったのが敗因です。そこでもう少し得点出来ていれば、という展開でした。

でも実力はかなりありました。いつか都市対抗や日本選手権に出場することを期待しています。

 

 

優勝旗を受け取るショウワコーポレーション。日本選手権での健闘を祈っています。

今年は大阪ドームだけでなく、GS神戸も利用される予定の同大会。もしかしたら前半後半の分割開催になるのかもしれません。

この場合、休みと試合日が合わないケースもよくあるのですが、もし合致した場合は久しぶりに日本選手権に行きたいと思っています。何しろコロナ以降は全然観戦していないので・・・。

 

次回は球場レポートです。 

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