立ち入り禁止ゾーンが広く、全貌が見られなかった球場(生目の杜第二球場)
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Mr.black
2023年10月24日 09:39 visibility491
前回レポートしたアイビースタジアムのすぐそばに「生目の杜第二球場」があります。
ここでフェニックスリーグの「IPBL(独立リーグ)選抜 VS KBO(韓国プロ野球)選抜」を観戦したのですが、球場の構造の関係でかなりの部分が立ち入り禁止になっており、結局3塁側周辺だけしか見ることが出来ませんでした。
行く前にこの球場の写真や動画をチェックした時、ほとんど3塁側ばかりだったのはこれが原因だと現地で初めて分かった次第です。
内野クレー、外野天然芝。両翼100m、センター122m、とグランドの広さはメインのアイビースタジアムと同じにしてありました。照明は4基。
さて座席なのですが、上記の通り3塁側しか行けなかったので不十分な情報しか書けません。
3塁側に軽金属製の仮設スタンドがありました。僅か3段で全体の幅はブルペンの長さと同程度しかありません。その横に立ち見スペースがちょっとある程度。(写真の奥側)
3塁側から眺めるとバックネット裏に長イスのスタンド(コンクリート製または鉄骨製?)が少しありました。この部分にだけ屋根が設置されています。
しかしバックネット裏~1塁側は選手や関係者が利用する為、広範囲に渡って立ち入り禁止になっており、どんな状態なのかほとんど分かりませんでした。これを見ようとするならばキャンプやフェニックスリーグの無い時に見物するしかないでしょうね。でも実際にはそんなことは出来ないので、ベールに包まれたままの球場で終わりそうです。
上は選手・関係者用の食堂。仮設っぽいですね。
ここは正面口から少し1塁寄りの場所。この向こう側からライト側まで広く立ち入り禁止になっていました。
困ったのはトイレ。バックネット裏の正面口近くにあるのですが、女子トイレは利用可だったものの、男子トイレは選手や関係者専用になっており一般は立ち入り禁止でした。
(赤で囲んだ場所が男子トイレ。その左側が女子トイレ。ご覧のように男子側が立ち入り禁止になっていました。)
公園内の設備を全然知らないアウトサイダーなので、やむなく隣のアイビースタジアムのトイレまで行きました。これには参りました。
スコアボードは右中間寄りで得点表示のみ。そして隣のバックスクリーン右隅に時計とBSO・HEFcのランプがある意外と珍しいスタイルです。
このスコアボードも情報不足で確信が無いのですが、見た感じではチーム名の部分がLED式で得点部分が電球式ではないかと。この得点表示が暗くてボンヤリしており見えにくかったのが欠点です。
硬式野球が出来るとはいうものの、基本草野球場に近いレベルです。何しろサブ球場ですからね。そんなにお金を掛けられなかったのでしょう。
下は隣のアイビースタジアムのスタンド最上部から眺めた光景です。これが唯一全体を眺められる写真。
でもまあ、ここでは様々な初体験が出来たので記憶に残る場所になります。
一つ目は「宮崎県での初観戦球場」であること。
二つ目は「独立リーグの選抜チームを初めて観た球場」であること。(※)
三つ目は「韓国プロ野球チームを初めて観た球場」であること。そして3塁側がKBOサイドだったので、ブルペンの会話はもちろん韓国語。こんなに韓国語を間近で長時間聞いたのも初めてで、一言も分からず異国に来たような気持ちになりました。
とにかく初物尽くしの野球場です。
(※)初代・関西独立リーグのオールスター戦は観戦歴ありですが、対外チームと試合する為に編成された選抜チームは初。
かなり不便・不自由で視界も悪かった野球場ですが、去る時には感謝でいっぱいでした。
ありがとうございました。
次回は翌日訪問した「ひむかスタジアム」のレポートです。
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