突撃した先にあったものは(東都3部:成蹊大ー学習院大戦)
-
Mr.black
2023年11月03日 08:30 visibility462
先日、突発的に弾丸遠征を実施。本来は何も予定が無かったのですが、東都大学野球のリーグ戦が入ったので急遽飛び出しました。この日程が組まれたのは前日の夜。そこから大慌てで準備し、翌早朝出発して新幹線に飛び乗るという正に「野球バカ(野球場バカ)」ならではの行動でした。
訪問先は千葉県市原市の「ゼットエー・ボールパーク」。
行われたのは東都の3部リーグ戦で、第一試合のカードは「成蹊大ー学習院大戦」。
1塁側:成蹊大
アイボリーの無地ユニに濃紺基調。
胸マークは「SEIKEI」。
大学野球では比較的珍しいシンプルなデザインです。
ところで今回の情報をいち早く出してくれたのは成蹊大のマネージャーさん。それが無ければ実現しなかった遠征でした。感謝しています。
(欲を言えばリーグ側が「予備日程」を先に発表してくれれば、と思います。これをリーグ戦日程発表の当初から出しているリーグと、直近あるいは当日朝に出すリーグがあり、後者の場合は対応出来ませんからね。)
3塁側:学習院大
こちらは更にシンプルなデザイン。
アイボリー無地ユニに濃紺基調。
左胸に「G」一文字だけ。
大学野球でこれほど簡素なユニは過去見た記憶がありません。以前マイヤキューさんがレポートしてくださった学習院の高等部も同じデザインだったと思います。(違いはありますかね?)
早朝出発したとは言うものの、やはり遠い千葉県市原市。球場到着時には2回裏まで進んでいました。
その時点で2-0。学習院がリード。アンダースローの投手が粘り強く投げてそのまま5回まで進みます。
(余談ですが、一時期あまり見かけなくなったサブマリンを近年見ることが多くなりました。)
学習院は6回から細かく継投したのですが、これが今一つ上手くいかず。成蹊が7回表に1点返し、徐々に流れが変わっていきました。
そして9回表、タイムリー2ベースが出てついに成蹊が2-2の同点に追いつきました。
10回からはタイブレークになるので「この流れで延長になったら成蹊が優位に立つのでは?」と感じました。
しかしその嫌な流れを学習院は断ち切りました。9回裏、チャンスでタイムリーヒット。3×-2でサヨナラ勝ちです。
大喜びの学習院。何しろ両校にとってこれが今季リーグの最終戦であり、4回生にとっては文字通り「大学最後の試合」ですからね。いい思い出になるでしょう。
両校の秋季の最終順位は成蹊が3位、学習院が5位です。
試合後、両校共にそれぞれのダッグアウト前で集合写真を撮影。最後の記念撮影ですね。
これを見た時「学習院の細かい継投はもしかしたら4回生投手の花道だったのでは?」と思いました。試合を振り返ると学習院の投手が交代する度に成蹊のベンチから拍手や歓声がありましたから。これはあくまでも推測ですが・・・。
大学野球で秋季リーグ戦の最終日程の時に行くと「若者の旅立ちの場」を見届けた気持ちになります。これでチームは世代交代するわけですし、4回生はこの後、社会人への道を歩み始めるのですからね。
突撃した先には「青春の煌めき」がありました。
この日は2試合日。 第二試合は次回で。
-
navigate_before 前の記事
みやざきフェニックスリーグの覚書・情報、及び感想
2023年10月27日 -
次の記事 navigate_next
最後までもつれた優勝の行方(東都3部:帝京平成大ー東京農大戦)
2023年11月4日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件