どんなチームになるのか？（佐賀インドネシアドリームス）

独立リーグの一つ「九州アジアリーグ」に来期から「佐賀インドネシアドリームス」が参加する予定です。

来年度は「準加盟」で、他の球団よりも少ない試合数をこなし、経験を積んだ上で翌2025年度から正式な加盟球団になるとのこと。

（来年度の試合が公式戦扱いなのか、非公式戦扱いなのかは不明）

異色なのは選手の顔ぶれです。チーム名の通りインドネシア人が大多数で、その他にフィリピン・パキスタン・スリランカの選手もいるようです。

日本の独立リーグ球団で選手全員が外国人というのは初めてだと思います。（指導者や運営陣は日本人）

かつて初代・関西独立リーグに「コリア・へチ（のち、ソウル・へチ）」という球団がありましたが、そこの選手は韓国からやって来た人だけでなく、在日2世や3世の人もいたと記憶しています。

野球であまり馴染みの無いインドネシアその他の国の選手がどんなプレーをするのか、是非観てみたいものです。数年前、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズにミャンマー人の選手が居たのですが、そのプレーを観る機会がなかったので。

そしてこういう経験を積んだ選手が母国に帰って野球の普及に取り組んでくれればいいな、とも思っています。

それにしても九州ALの球団はこれで5つ目になります。

以前「四国九州アイランドリーグ」時代に福岡と長崎の2球団がありましたが、僅か3年で消滅したので、九州ALが同じく2球団で立ち上がった時にはかなり不安を抱えていました。

前回は福岡・長崎に追随する球団がすぐに出来なかったのが失敗の一因だったと思います。しかし今回は初年度に熊本（火の国）・大分の2球団でスタート後、短い年数で北九州・宮崎と新規参入が続いたのが良かったのでしょう。

来年こそ九州ALへ・・・。