一騎打ち
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Mr.black
2024年04月26日 12:39 visibility366
先日、千葉県の四街道(よつかいどう)球場にて「千葉スカイセイラーズ VS 山梨ファイアーウィンズ」の対抗戦が行われました。
どちらも独立リーグ系の球団で、千葉SSは昨年ベイサイドリーグに参戦。しかし同リーグの運営などに疑義を感じたらしく1シーズン限りで脱退。今期は各団体のチームと交流戦をこなし、来期以降のBCリーグ加盟を目指しています。
一方の山梨FWは今年から実質始動した球団で、昨年度にBCリーグ新規参入を申請したものの正式加盟には至らず、「準加盟」に留まっているチームです。
(ファイアーウィンズには「風林火山」の意味が込められているようです。そしてユニの基本カラーは山をイメージしているのか、グリーンです。)
つまりこの両球団はどちらもBCリーグ正式加盟を目指すライバル同士で、今期はお互い定期対抗戦を実施し、腕を磨いているわけです。(山梨FWは別途BCリーグ球団との練習試合も行う予定)
その初戦はやはり昨年から活動していた千葉SSの方が経験値の差で勝ちました。これから長い一騎打ちが続くのでしょう。2球団同時に加盟という可能性はゼロではありませんが、現在BCリーグが奇数の7球団になっているので、偶数にする為1球団だけ加盟となる方が順当と思われます。はたしてどちらが正式加盟を勝ち取るのか?が見ものになります。
ただ、個人的には山梨FWの方が優位かも、と見ています。(あくまでも私見)
その理由は千葉SSの誕生から今日までの経緯があるからです。
ここで何度か書きましたが、千葉球団誕生のきっかけは「北陸4球団のBCリーグ脱退→日本海リーグ創設」「日本海リーグ再分裂→ベイサイドリーグ創設」ですからね。
いわばBCリーグ側にとっては「一度出ていった組織に絡むチーム」であり、同リーグがそのわだかまりを払拭できるかどうかが鍵と思っています。おまけに千葉SSはベイサイドリーグからも僅か1年で脱退しているので、「何か不平不満があればすぐに出ていくチーム」と敬遠される可能性も。
一方で山梨FWはそういうしがらみが全くない新球団であり、現時点で準加盟の地位は得ています。これを千葉SSがどう逆転するか?ですね。
戦力面だけでなくチーム運営の基盤がしっかりしているかどうかがBCリーグの加盟了承の重要ポイントですから、両球団ともそこに賭けるでしょう。マッチレースの結末は?
この定期対抗戦ぜひとも観戦したいのですが、現時点で発表されている日程は私の都合と合っていません。
でも、もしチャンスがあれば狙います。
<追記>
その後の審査で山梨ファイアーウィンズのBCリーグ正式加盟が承認されました。おめでとうございます。
(千葉がリーグの審査を受けたのかどうかは不明です。)
来年度以降で山梨の試合を観戦したいと思います。山梨は関西からは行きにくい場所なので、ホームゲームが無理ならばビジターゲームでも狙おうかと。
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- 事務局に通報しました。
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