久しぶりの観光情報（松江城）

今回の遠征では当初2試合観戦するつもりでした。しかし訪問するのがなかなか厳しい山陰地方、特に島根県への再訪ができない可能性もある為、1試合だけで切り上げて松江城を観光することにしました。ぬるいながらも一応お城好きなもので。

 

 

本来ここへは松江駅から「レイクラインバス」を利用するのですが、今回は松江市民球場から直接タクシーで向かいました。（約2，500円）

 

 

以前は国宝のお城は4箇所でしたが、近年地元民の悲願がかなって5箇所目（※）に選定されましたね（正確には再指定）。「国宝」と刻まれた石碑が誇らしげに感じました。

 

（※）別途「現存天守12城」にも該当しています。

弘前・松本・丸岡・犬山・彦根・姫路・備中松山（岡山）・松江・丸亀・松山（愛媛）・宇和島・高知

 

 

築城した時の当主・堀尾吉晴公の像。

ただ、堀尾氏は後継者不在になって僅か三代で改易されたそうです。

 

 

この日は城内で吹奏楽等のイベントがあり、賑わっていました。

地ビールの露店もあったので思わず一杯。

 

 

松江城の撮影角度は定番の位置があるのですが、それでは面白くないと思って別角度から撮影。

 

 

以前の鯱。

 

 

 

このお城は見た目の美しさよりも防御機能が優先されているそうです。入口部分の突き出た附櫓（つけやぐら）もその一つ。

そして城内には石落しや狭間などがたくさん設けてありました。地下には井戸や塩蔵も。

お城の構造・用途・外観デザインなどが変革する過渡期の築城だったようです。

 

 

最上層からは宍道湖（しんじこ）が見えました。

眺望が良く、周囲の監視にも適した地形だったのでしょうね。

 

時間があれば小泉八雲記念館や武家屋敷に入ったり、遊覧船に乗ったりしたかったのですが、日帰り弾丸遠征者の悲しさ、天守閣見物が精一杯でした。天守閣への入場だけだと大人680円、上記他施設との共通券では割引があります。（訪問時）

 

なお、帰りはレイクラインバスよりも、少し離れた県民会館前のバス停利用の方が松江駅に行く便が多くて早いです。（お城の大手前から東南に数分歩いた所に「県民会館前」のバス停あり。）

 

 

 

野球観戦と松江城観光、日帰りの慌ただしさはあったものの、盛りだくさんな遠征となりました。

もう若くもないですからね。強行軍は正直キツイので、今のうちに出来ることはしておきたいものです。

 

そして今回島根県を初訪問したことにより、未踏破県は東北4県（青森・岩手・秋田・山形）と沖縄だけになりました。来年は東北の未踏破県を目指そうと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

それと新型車両の「やくも」にも感謝を。これが無ければ今回の遠征は出来ませんでしたから。