異色な命名

一昨年の秋に初めて観戦した「みやざきフェニックスリーグ」。

この時に使用されていた野球場は10箇所で、その中で目を引いたのは「清武球場」。

正式名は「清武総合運動公園野球場」で、愛称が「SOKKENスタジアム」となっています。

私は当初「どこかの企業のネーミングライツ」と思っていたのですが、そうではなく江戸時代の儒学者「安井息軒（そっけん）」の名前でした。この人物が清武郷の出身で、公募の末に決まったそうです。

それにしても野球に全然関係の無い昔の人物の名前がついたスタジアムって他にあるのでしょうかね？

もしかしたら日本国内で唯一のケースなのかもしれません。（←この点は不明です）

個人的には良い事だと思っています。地元の偉人であっても時の流れの中で人々の記憶から消えてしまうということは結構多いです。なのでこういった形でもその名前が伝わっていくことは大切でしょう。

現に全くの余所者である私がその名を知るきっかけになったのですから。

あいにく前回の宮崎遠征では訪問出来ませんでしたが、もし次に遠征する機会があったら是非とも行ってみたいと思っています。