結構穴場的な球場

  • Mr.black
    2025年03月25日 08:46 visibility74

 

今回、高校野球の静岡県春季地区大会を観戦した場所は浜北球場。正式名は「明神池運動公園浜北球場」。

浜松市の北部にある球場ですが、高校野球では春と秋の地区大会の初期でしか利用されないので、結構踏破が難しかったです。

右端の赤で囲んだ部分がチケット売り場ですが、敷地の入り口からは死角になる位置で、なおかつ案内が無かったので結構まごついている人がいました。私もその一人です。苦笑。

 

 

内野クレー、外野天然芝。春先なのでまだ芝が茶色ですね。

両翼91m、センター120m、と昔の規格のグランドでした。

照明はありません。

 

 

ところで写真のようにこの日はバックネット裏が立ち入り禁止になっていました。

外に足場が組んであったので、単なる改修工事でこうなっていたのかもしれませんが、もしかしたらバックネット裏からのビデオ撮影防止策(いわゆる偵察防止策)の意図があったかもしれません。県によってはバックネット裏からのビデオ・カメラ撮影を禁じているところもありますからね。

 

バックネットの支柱(緑の柱)がスタンド後方にあるので視界は良いと思われます。これが理想ですよね。

屋根はありません。

間隔が狭いので見えづらいかもしれませんが、バックネット裏~1・3塁側スタンドの座席は長イスではなく、背もたれの無い個別席です。

 

 

ダッグアウトの向こう側からは芝生席になっています。全体の収容数は公称で約5,400人。

ブルペンはファールゾーンにむき出しであります。

 

 

 

スコアボードは右中間寄りでパネル式。(この日、選手名の表示はなし)

最近塗装したばかりなのかキレイなグリーンでしたが、逆に鮮やか過ぎて緑のボールカウントランプが見えにくくなっていました。何事も表裏一体ということですかね。

 

ところで静岡県の各野球場でパネル式の場合、イニング中に得点が入ったら一旦黄色の数字がはめ込まれ、イニング終了後に白の数字に交換するという方式を取っているのに過去何度か遭遇したのですが、今回は白数字だけでした。

この球場に黄色数字のパネルが無かったからなのか、それともスコアボード係の手間が大変なのでそういう面倒な作業をやめたのか、は不明です。

(パネル式でそんな作業をしていたのは私の実体験では静岡だけでした。)

 

 

↑ 参考資料(2017年の夏季大会)

島田球場のスコアボード。イニングが終わるとパネルを白数字に変えていました。

他では掛川・焼津などもこの手法。

 

 

最後にアクセスを。

公共交通機関での最寄りは天竜浜名湖鉄道(略称:天浜線)の「宮口駅」です。

球場はここから北西に徒歩15分程度と、地方球場としてはアクセスが良い方です。

まあ、この鉄道の便が平均1時間1本というのが最大のネックなのですがね。汗。

 

通常は1両編成のワンマンカーで、乗車時に整理券を取り、降車時に運転手さんに現金で支払うというシステム。

今回のルートは遠州鉄道の「新浜松駅」から終点の「西鹿島駅」まで乗車し、そこで天浜線に乗り換えて「宮口駅」で下車というものでした。

運賃は前者が510円、後者が310円(訪問時)。ローカル線乗り継ぎなので結構かかります。

なお、遠鉄は他社のICカードに対応していないので、遠鉄利用者以外はどちらも現金(特に天浜線では小銭)が必要です。この点は要注意。

 

 

余談ですが、この天浜線は非常に味のある駅舎が多くて鉄道ファンに人気だそうです。

この宮口駅も何かのロケで使えそうな風情がありました。いいですね~。

 

 

当初は観戦後に浜松城を訪れるつもりでした。ちょうど「桜まつり」が行われていたので行きたかったのですが、花粉の飛散が酷くて体調が悪くなり、諦めました。本当に花粉が恨めしい。

 

とは言え、これでようやく今期のスタートを切ることが出来ました。長いオフを耐えてのシーズン一発目の遠征はやはり嬉しいものです。

ここで訪問278箇所目(観戦数では264箇所目)。

300箇所はまだまだ遠いものの、地道に歩んでいきたいと思っています。

 

今回の遠征記はこれで終わりです。読んでいただきありがとうございました。

既述の通り、当面訪問が滞りがちになると思いますが、何卒ご容赦ください。 

 

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