フロリアン・マイヤー

  • マル
    2010年10月24日 23:15 visibility909

フロリアン・マイヤーとフェデラーの試合を観ています。


 


このマイヤーという選手、とても面白い組み立てをします。


緩く打っていたと思ったら、急に強打したり、いきなり前に出てきたり。


それでいて、コースも正確で、


「破れかぶれ」のショットや、


「あまり意味のないショット」はほとんど打ちません。


観ていて、とてもスリリングです。


思わず、フェデラーではなくマイヤーを応援してしまいます。


 


***


昨日も日記に書いたのですが、


このマイヤーという選手、かのサントロ師匠を彷彿とさせるのです。


出身国も、サントロはフランスですが、マイヤーはドイツです。


ちょっと近いです(関係あるのか?


 


ライジングでのリターンといい、


面感のよさといい、


ゲームの組み立てといい、サントロそっくりです。


そして風貌もちょっと似ています。


元々サントロがフランス人らしからぬ目元をしているので(ゲルマン系?)、


ドイツ人のマイヤーと共通するパーツが多いように思えます。


 


ただ、サントロと違うのは、


フォアが片手で、スピン系です。


(サントロも若いころはスピン系でしたし、


練習の際にはよくスピンを打っていましたが…)


また、バックのスライスは両手でかけます。


 


こう言うとマイヤーに悪い気がするのですが、


「攻撃的なショットを打てるようになったサントロ」


というのがしっくりきます。


 


***


ただ、ちょっと気持ちにムラガあるのか、


時折ガクンと集中力が切れたり、


諦めが早いポイントがあるようです(現在試合終盤ですが、かなり諦めモード入っています(^^; )。


もちろん、


全てのポイントで全力を尽くしていたら、体力・集中力ともにもちませんが、


ムラなく、要所要所を締めることができれば、かなりいいところまできそうです。


なお、現在47位、昨年度最終61位、キャリアハイ33位だそうですが(テニス365より)、


ストックホルムで決勝まで残っているので、更にランクが上がりそうです。


是非このまま、今年中にTOP20くらいまで上がって欲しいです。


 


テニスの内容的には、


「TOP10を倒せる選手」ではあるものの、


「TOP10に居続けることができる選手」とはちょっと違う気がします。


しかし、色々な球種をもち、創造的な組み立てをするので、


「テニスの面白さ」を再確認させてくれる選手です。


 


***


マイヤーは1983年生まれということなので、そろそろベテランの部類に入ってきますが、


あと数年はこのプレーが見られそうです。


 


楽しみな選手を見つけてしまいました♪

sellテニス

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