てんてこ舞い

資格試験後の手続で、てんてこ舞いです。

結果発表から期限まで一週間。
その間にいくつか公的機関を回って書類を集めなければならず、
また身上調査書なるものを書く必要もあり、
本当に忙しいです。

…身上調査書の項目に「性格・気質」とあるのですが、
いったい何を書かせたいのでしょうか…？（＾＾；

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しかし、そんな忙しい中でもＵＳオープンのチェックを怠らないのが私の正義（ジャスティス）。
今朝は午前二時からずっと観戦していました。

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ナダルｖｓユーズニー

正直、予想通りの展開でした。
ユーズニーは防御力も高く、組み立ても上手いのですが、
いかんせん球の質が…（＝＝；
ナダルに深く押しこまれるシーンが何度もありました。
むしろ早いテンポで攻めた方が面白くなったのではなかろうか…？と思いました。

しかし、第3セットは中々見ごたえがありました。
ユーズニーの「いなして、いなして、いなして…攻撃！」のテニスが本領を発揮したと思います。
また、今大会、本当に久しぶりにナダルのサービスゲームをブレークしたのではないでしょうか。
最初から第3セットのように戦っていれば勝敗は分からなかったのに…

強打・剛打の相手にどう立ち向かうか、
この点、ユーズニーの戦い方は参考にしようと思いました。

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ジョコビッチｖｓフェデラー

この試合は、本当に「息苦しい」戦いでした。
おそらく、
フェデラーはジョコビッチの強打を警戒し、
早め早めに攻撃を仕掛けようと考えていたのだと思います。
（試合序盤からスピードボールを打っていたことがその証拠だと思います。）

今年のフェデラーのサービス・フォアハンドの調子からすれば、
そのような「強気」な戦い方も可能であると考えていたと思います。

また、「フォアが世界一」とかつて言われたフェデラーは、
その誇りにかけて、
フォアハンドストロークによる攻撃的なテニスで相手をねじ伏せようと考えていたと思います。


一方、ジョコビッチは、
フェデラーの戦略を読んだ上で、
更に強気の選択をしていたように思います。

それは、
「フェデラーに難しい攻撃をさせ、それを続けさせる」
というものだと思います。

すなわち、
・自分から強打するよりも、
　相手の強打をトコトン拾いまくり、深くコントロールすることで、
　相手がより難しいショットを選択するよう仕向け、
・相手の集中力が切れたところで、一気にたたむ
という戦法です。

私は、この試合、第1セット中盤から「息苦しさ」を感じ始めました。
フェデラーが攻めているはずなのに、
　ポイントが獲れない、ポイントを獲るのに時間がかかる。
フェデラーが強打を「させられている」。
　強打しなければならない状況にさせられている。
そんな感触でした。


そして、この両者の戦いは、「我慢比べ」になりました。
　攻め続けさせられるフェデラーと、
　守り続けることを自ら選んだジョコビッチ。
集中力が切れた方が負けです。
しかし、どちらに主導権があったかは一目瞭然。
攻めきれなかった　＝決め切れなかったフェデラーが負けました。


素人の浅はかな考えではありますが、
フェデラーは「フォアのスピードボールで決める」ことにこだわりすぎたのではないかと思います。

確かに何度かフェデラーがチェンジオブペースの球を打ちましたが、
それも「打たされている」感が否めず、
案の定、奏功せずに相手のポイントとなっていました。

むしろ、この試合でドロップショットやアングルショットを上手く使っていたのは、
ジョコビッチの方でした。

フェデラーは手の内を読まれてもなおその方法でジョコビッチを倒せる、と考えて堂々と勝負したのだと思いますが、やはり無理があったと思います。
なにせジョコビッチは、
一時期の不調から立ち直り、
そして元々ナダルにも勝るとも劣らない防御力の持ち主です。
その相手と「矛と盾」の勝負をすれば、
相手の戦術にはまっている方が不利に決まっています。

フェデラーがソダーリング戦で見せたような、
「相手の息を外す」ショットを織り交ぜた方が戦いやすかったのではないか。
特に、短いボールを使ってボレーで決めた方がよかったのではないか。
歴史に「イフ」は意味のないことではありますが、そのように考えてしまいます。

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個人的にはナダルとフェデラーの対戦が観たかったので、大変残念でした。
しかし、このような、静かな熱い戦いを観ることができ、
本当に幸運だったと思います。
起きててよかった！

明日も5時半から試合開始ですから、頑張って起きて観ようと思います。
まぁ、ジョコビッチが疲れが抜けず、
ナダルに「公開処刑」を食らうのだろうと予想しますが…
最終セット6-0とかあり得ない話ではないと思います。


…え？書類？
大丈夫、まだ慌てるような時間じゃない…