【現地観戦記】ゼビオFリーグ第1節 府中アスレティックFC vs アグレミーナ浜松

GWに開幕したFリーグは今週末に早くも第3節を迎えます。



開幕節 代々木セントラル。ナオト・インティライミさんライブ他、三輪修也選手が活躍したエキシビションマッチなどのイベントの様子はこちら。

http://labola.jp/diary/1735315004



開幕節 代々木セントラル。全6試合のミニレポートはこちら。

http://labola.jp/diary/1769015001



ここでは1日目第3試合、府中アスレティックFC vs アグレミーナ浜松の試合をフィーチャー。

Fリーグ参入から3年連続最下位＆ホームアリーナで勝利なしと、昨シーズンまでは大変不本意な結果に終わったアグレミーナ浜松。今シーズンこそ「真価」、生まれ変わった姿を見せてくれるのでしょうか？



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ゼビオFリーグ 第1節

府中アスレティックFC 6-1 アグレミーナ浜松（前半 3-1）



公式試合記録

http://www.fleague.jp/score/score01.html?gid=20228



府中得点者：5.皆本、25.完山、13.渡邉、5.皆本、10.山田、13.渡邉

浜松得点者：18.小池

日本代表ピヴォ渡邉を始め、完山、永嶋など即戦力の中堅ベテランを積極的に補強。充実した戦力で今季目指すは「優勝」の2文字。

しんか -真- をスローガンに掲げたアグレミーナ浜松。この日のメンバーは7.和久田、8.松本、10.剣持、11.曽根田、14.蓮池、15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池、20.石黒、21.岩﨑、22.田中充の12名。神戸から加入の2人が早速ベンチ入りした。

【前半】

浜松のスターティングはGK20.石黒、7.和久田、8.松本、10.剣持、22.田中充。セカンドセットに11.曽根田、16.須藤、17.田中智、18.小池。

試合開始直後、和久田のハンドで与えたフリーキックを皆本に直接決められ、早々に先制点を与えてしまった浜松。

“立ち上がりの弱さ”は今季も改善されず出鼻を挫かれる。府中は永嶋のアシストから完山、さらに渡邉と、新加入選手が幸先よく活躍し立て続けにゴールを決める。浜松も3失点目の直後には左サイドを突破した11.曽根田からのパスをファーサイドで18.小池が詰め1点を返したが、「浜松にはハーフラインを越えさせない」という皆本の試合前の宣言の通りに相手の前プレに押し込まれ苦しむ展開が続いた。

特に前半、失点の原因になった影響か和久田のプレーが精彩を欠いた。高いポテンシャルの片鱗は見せるものの調子の波が激しい若手選手たち。彼らがどう化けるか、周りがどうサポートしていくかも今季の鍵となるだろう。



【後半】

後半になっても浜松は流れを変えることができず、またもキックオフ直後に皆本に追加点を決められてしまう。今度はGKが手を出しにくい肩口を狙ってふわりと浮かせたビューティフルなゴール。

それでも2、3度ほど決定的なチャンスもあったのだが決め切ることができず、山田ラファエルユウゴの強烈ミドルで1-5とされてしまうと、10分を残して早くもパワープレーを敢行。

今シーズンも11.曽根田の緑色のシャツ姿を見る機会は多くなりそうだ。FPのセットは10.剣持、16.須藤、17.田中智、22.田中充と、ここにも新加入の2人が入った。

今季も追いかける展開が多くなるだろうことは容易に予想できる浜松。パワープレーについてはかなり練習時間を割いていそうなことは見てとれたが、結局ゴールを割ることはできず、渡邉にパワープレー返しを受け、1-6で試合は終了。

2015/2016シーズンは「完敗」から幕を開けた。





「昨シーズンからの成長」を問えば残念ながらそれはほとんど見られなかった浜松だったが、それでも新加入選手が思っていたよりフィットしていたのは良いニュースだ。

円陣のときも2人が一番声を出していたし、須藤は自身が「ドリブラータイプではない」と語ったようにパスコースに何度も顔を出してボール回しにリズムをつくることを徹底した。

田中はこの日チームで最もチャレンジをした選手だろう。残念ながらゴールまでは結びつけられなかったがこの先もワクワクするプレーをもっと見せて欲しい。

川原が退団し、正GKの座に就いた20.石黒。5失点を喫しはしたがセーブでは抜群の反射神経と運動能力を発揮し、ハーフまで上がってシュートを放つなど“らしさ”も見せた。しかし、キャッチングについてはまだまだ物足りない。攻められる時間が長い浜松においては、GKがどれだけ相手シュートを弾かずにキャッチでき、カウンターに繋げられるかが重要になる。これほどGKの存在感が大きいチームもなかなかないだろうから、今季は彼にとって勝負の年になるだろう。

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残念ながら失意のスタートとなったアグレミーナ浜松ですが、翌週の第2節シュライカー大阪戦では前半を0-0で折り返し、後半2点ビハインドとなりながら一時は追いつくも2-3で敗れると接戦を展開したようです。しかし「惜しかった」はもう要りません。

クラブ自身が「真価」を謳う以上は求められるのは結果、そして内容の両面です。観ている人の胸を打つ熱い試合を、そして観ている人に歓喜を与える勝利を、ファンのためにも選手たち自身のためにも掴み取ってほしい。今シーズンは本ブログも少々辛口で綴ります。

ただ、もうひとつよかったなぁと思うのはウォーミングアップ前のサポーター席への挨拶や円陣に加え、試合後の挨拶も剣持キャプテンのリードでとても揃って綺麗だったことです。アップ前の円陣などは昨シーズン終盤から見られましたが、ぜひ今季は1年を通して続けてほしいと思います。チーム一丸となって、必ずやホーム初勝利を！！

今週末はそんな浜松のホーム開幕戦！いつもの浜松アリーナではなくエコパアリーナとなりますが、隣ではB級グルメイベント（https://www.ecopa.jp/bgs/）もやってますし、そしてなんと先着1000名様を無料ご招待！ぜひたくさんの方にフットサルをFリーグを、そしてアグレミーナのホーム初勝利を見てもらいたいと思います(^-^)/



5/17（日）エコパ開幕戦イベント情報

http://agleymina.jp/news/news-2050.html





【参考記事】

新戦力で苦境脱出へ　開幕に向け意気込む田中、須藤 （静岡新聞）

http://www.at-s.com/sports/detail/1174191716.html



ナオトのイベント後の試合に危機感? 府中FP皆本「最後まで残ってください!!」（ゲキサカ）

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?161023-161023-fl



＜第１節＞黒星スタート （静岡新聞）

http://www.at-s.com/sports/detail/1174192114.html



府中・谷本俊介監督「初めて開幕戦で勝ててうれしい」（futsaledge）

http://www.futsaledge.jp/archives/5098



浜松・保田健二朗監督「応援してくれた皆さんには申し訳ない」（futsaledge）

http://www.futsaledge.jp/archives/5096



Super Sports XEBIO Fリーグ2015／2016第１節１日目第3試合（FUT de SHIZUOKA）

http://www.fut-de-shizuoka.com/FS_WEBLOG/?p=30227



★府中が新戦力の活躍もあり浜松に6発快勝!《府中vs浜松》（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=201417



★保田監督「戦術部分の完成度がまだまだ低い」《府中vs浜松》（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=201425



★剣持「課題は明確」《府中vs浜松》（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=201426



「森岡薫を超えて、日本一の選手になる！」。皆本晃の“ダンコたる決意”（futsaledge）

http://www.futsaledge.jp/archives/5221



開幕節　府中、浜松に6得点快勝。-フォトレポート（FUTSAL PIX）

http://futsalpix.com/archives/6946





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※素人の撮ったヘタクソな写真ですが、それでもお金と時間を使って会場まで通ったから撮れる写真です。無断での転載・転送はご遠慮願います。