【現地観戦記】 ゼビオFリーグ 第13節 バルドラール浦安 vs アグレミーナ浜松

浦安は円陣組んでからサブメンバーにビブスを配るので絵になるなぁ。こういう時の「写り」もけっこう重要だと思います。





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ゼビオFリーグ 第13節

バルドラール浦安 1-3 アグレミーナ浜松（前半1-1）



公式試合記録

http://www.fleague.jp/score/score01.html?gid=20299



浦安得点者：6.荒牧、25.野村、6.荒牧

浜松得点者：8.松本

浜松のメンバーは4.ルーカス、7.和久田、8.松本、12.石野、14.蓮池、15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池、20.石黒、21.岩﨑、22.田中充。10.剣持、11.曽根田の欠場が続く浜松、4.ルーカスがこの日もベンチ入りしたが、出場はなかった。

浜松との前回対戦でエースの9.星が負傷し、それ以降厳しい闘いが続いている浦安。更に19.高橋も欠場が続いており、この日も11.宮崎、17.大橋、25.野村など若手が多く起用された。



【前半】

浜松のスターティング5はGK20.石黒、FPに7.和久田、8.松本、12.石野、22.田中充。ただし石野はキックオフ後すぐに14.蓮池と交代。この4人がこの日の1stセットか。

お互い慎重な入りのなか、セットは15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池のすっかりお馴染みとなったLUZセットへ。浦安在籍歴もある17.田中智のドリブルが冴え、幾度かチャンスをつくった。

セットが1stに戻った6分、コーナーキックからクロスがこぼれたところ、最後は8.松本が押し込んで先制は浜松！

先制を許した浦安だが慌てない。じっくりとできること・やるべきことを繰り返していく。浜松はきちんと耐えて追加点を狙いたいところ。



しかしそんな中で14分、突如ベンチにいた18.小池にイエローカードが出される。リードしていて、激しいプレーがあったわけでもない、ベンチから暴言が飛ぶようなシーンではなかったように思ったが何があったのだろうか？

判定に納得のいかない隣にいた田中智にもイエローカードが出され、すぐ横の浦安サポーターからはいくらか野次も飛んだらしい。対角側にいた自分たちには聞こえなかったが、ベンチ裏のスタンドにいた人たちには聞えたのだろうか。内容わかるひとがいれば教えてください。

そんな判定の影響か、終盤ちょっと地に足がついていないような雰囲気となり浦安にかなり攻め込まれてしまう。なんとか無失点で耐えてハーフタイムに仕切り直したいところだったが、16分に左サイドから6.荒牧に決められてしまい同点。残り30秒にも、怒涛の波状攻撃を受けるがなんとか凌ぎきり1-1のまま前半は折り返した。





【後半】

これまでの対戦成績を考えれば、浦安相手に1-1で折り返しは立派。ただし、浜松がすごく良いというよりは浦安はいま、本当に調子がよくないんだな…というのが正直な印象。しかし、そんなことに遠慮している余裕はない。とにかく今は勝利が、結果が欲しいところだ。



追いつかれての折り返しだったがボロボロ崩れることはなく、集中したディフェンスができている浜松。日本代表の8.加藤が右サイドをドリブルで鋭く突破してくるが、ここは22.田中充がスライディングで飛び込みカバーリング。 続いて14.蓮池が積極的な前プレでボール奪取しカウンターを仕掛け、相手クリアのキックインから惜しい形まで持ち込んだ。 

今シーズン、これまでにないペースで出場機会を与えられている初期メンバーの14.蓮池。ゴールやアシストなど、数字に表れる結果にはなかなか表れていないが、彼のプレスは今季の浜松の重要な武器のひとつだ。



後半は、基本的には浜松陣内でのプレーが続く。浦安の攻撃を粘り強い守備で耐える浜松。後半15分過ぎまでスコアは動かず、次の1点が勝負を決めることになりそう。

しかしその次の1点を取ったのは浦安だった。16分、ふたたび加藤の突破からクロスを入れられ、ファー詰めに飛び込んだのは25.野村。 若手のF初ゴールでついに逆転を許してしまう…！

最後まで粘り切れなかった浜松、追いつくためにGK20.石黒が攻撃参加してのパワープレー。

残り30秒で22.田中充をゴレイロに据えてのパワープレーにもチャレンジするが、逆に荒牧ににパワープレー返しでトドメを刺される…点差を2に広げられて試合は終了。

主力選手の離脱に苦しむ浦安は連敗を2でストップ、一方で浜松は未だトンネルを抜けられずこれで開幕13連敗となった。