練習の工夫

  • DAI
    2009年04月10日 22:13 visibility45

 今日は悪の組織に騙されなかった。

 

 さて、実は一つ、余り強くなさそうなチームがあるのだが、なぜかナンパされるように参加を頼まれ、縁もゆかりもないのに人の良さそうなメンバーに連れられ、とりあえず実力を隠しながら練習に参加しちゃっている。まあ練習といっても、ほとんどが初心者のサークル系ノリでほとんどミニゲームだけなんだが・・・。

 今日は集まれる人が少なくて4対3のミニゲームだった。こういうとき、どう考えるだろうか。4対3という不均衡な戦力でどう戦えるかをきちんと考えるいい機会である。ここで漫然とゲームをしないことが非常に重要だ。

 

 3人のチームにとってはどうだろうか。一人少ないというハンデを克服するようなプレーが求められる。まずは守備から考えると、一人足りないのでワンサイドカットを仕掛けるのがよい。相手のフリーになる1人が逆のサイドでボールに絡めないようにすれば3対3である。横パスを阻止するような守備をみんなですればよい。攻撃では実はそんなに深刻でない。DFの間にパスを通すようにし、少ないボールタッチで早いパス回しをすれば数の不利を補える。体の使い方が問題だ。2人のDFをひきつけながらも次のパスを出せるようにするのである。

 

 4人のチームはどうだろう。相手は3人で有利な状況だ。今度は横パスを有効に使い、両サイドを意識した攻撃を考えたい。片方のサイドに人をひきつけると3対2となり動きやすい。4対3の状況でも有利だが、コートが狭いとスペースが詰まって厳しい。3対2の状況を作るのが攻めやすい。守備は人が重ならないようにしつつ、残ったフリーの人をうまく使ってフォローをすればよい。人数が重なりさえしなければよい。

 

 こうやって課題をもってゲームをすればいかに初心者が多いとはいえ、非常にしまったいいゲームになった。実際のフルコートのゲームではどうだろうか。人数は局地的に偏り、数的有利or不利な状況が絶えずできるのではないか。そうしたときに数的有利or不利な状況を普段から意識してどういうプレーをしなければならないのか心がけることが大切だ。その積み重ねが強いチームへの第一歩である。

 

 中学の頃、県大会に出場するたびに優勝するようにチームにいた。別に特別、飛び抜けたプレーヤーはいなかったような気がする。(選抜GK1人のみ)にもかかわらず、他を圧倒する強さだった。試合中のプレーはほとんどアイコンタクトで指示は短い言葉だけ。それぞれが個々の場面で最善のプレーというものを暗黙の了解で構築していた。チームワークである。たとえ選抜選手を揃えようが、チームワークのとれたチームにはかなわないのだ。

 

 

 それにしても今日は適当に淹れたお茶がものすごくうまい。お湯の温度も茶葉の量も適当なのに・・・。は!?これも悪の組織の陰謀か!?

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