忘れることのない日

 


 


  今朝、夢を見ました。


 


  僕は高校3年生で、甲子園に出場した高校球児。


 


  夏の甲子園の後、AAA世界野球選手権大会の代表選手の一人に選ばれて、代表選手合宿に来ています。


 


 僕はチームメートと横一線に並んで、短距離ダッシュのトレーニングをしています。


 


 僕の直ぐ隣は甲子園優勝投手(2年生)です。


 


 僕はきついトレーニングの途中なのに思わず彼に


 


 「いいなあ、お前は。来年の夏もあるんだもんな・・・。」


 


 と話しかけると、彼は息を切らしながら


 


 「そんなこと言わんといて下さいよ」


 


 と返します。


 


 そして、ダッシュスタートの声がかかると、優勝投手の彼はバタッと倒れてしまいました。


 


 甲子園での疲労と練習の厳しさに耐えられなかったのでしょう。


 


 そこで目が覚めました。


 


 その後、パソコン作業をして、妻と昼ごはんを食べてから病院に行きました。


 


 病院と言っても・・・産婦人科です。


 


 もちろん妻の付き添いです。


 


 待合室で待っていると、妻が嬉しい知らせを聞いて戻ってきてくれました。


 


 妻は無事に妊娠していました。


 


 12月に我々夫婦は親になる予定です。


 


 嬉しくて、そしてホッとしました。


 


 それから、近所の桜の咲く土手に行ってふたりで写真を撮りました。


 


 これから野球を観に行くことを含め自分の楽しみよりも、妻を助けること、家族みんなで楽しむことを優先していきます。


 


 でも、妻が「行ってくれてもいい」と言ってくれた時は素直に野球を観に行こうと思います。


 


 どんな子どもが生まれてきてくれても、僕たち夫婦はできる限りのことをして一人前に育てて行きたいと思います。そして自分達も成長していきたいと思います。


 


 しかし、欲言えば・・・スポーツを愛する子どもであればいいなぁ。


 


 今日は生涯忘れられない日になりました。


 


 


 


 


 


 



























































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