開幕戦 ホームランの記録と記憶


昨日までプロ野球開幕戦にまつわる投手記録について調べてみましたが、今日は打者についても調べてみました。


しかし、調べ出すとテーマが手に負えないほど広がりそうなので、「野球の華」と言われるホームランに絞ってみます。


まず、開幕戦先頭打者初球ホームランについて。


これは2007年の高橋由伸選手(巨人)が横浜ベイスターズとの開幕戦で達成したことが記憶に新しいですね。では、日本プロ野球初の開幕戦先頭打者初球ホームランはというと・・・衆樹資宏選手(阪急)が1962年4月7日の南海ホークス戦(大阪) で達成しています。


ちなみに衆樹資宏というお名前、「もろき すけひろ」と読むそうです。今日、初めて知りました。


長嶋茂雄選手がなぜ「ミスタープロ野球」と呼ばれたのかは、以下の記録を見れば一目瞭然。


開幕試合5年連続ホームラン(1970~1974)
開幕戦ホームラン通算10本


もちろん、日本記録です。


まさに「記憶に残る男」の真骨頂。


しかし、開幕戦と言えば選手にとっても、ファンにとっても、年に1試合だけの大事なゲーム。


「記録」よりもファンの「記憶」に残ることが何よりの価値なのかも知れません。


誰もが心に「開幕戦と言えばあのホームラン」というようなホームランを胸に刻んでいるのではないでしょうか。


僕の場合は、まず1990年のヤクルトー巨人の開幕戦で、巨人の篠塚和典選手がポール際に打ったホームラン。中3でしたが確かTVで見ていた記憶があります。ただ実は、この後、ヤクルトの内藤尚行投手が気丈に投げ続けた姿の方が印象的だったな・・・。


1994年の近鉄-西武の開幕戦で伊東勤選手が放った逆転満塁サヨナラホームラン。これは翌日の新聞記事で知りましたが、野茂英雄投手が9回までノーヒットピッチングを続けていたんですよね。その後、替わった赤堀元之投手が被弾・・・。近鉄にとってはまさに「暗転」した試合。野茂投手もこの年が日本で迎えた最後の開幕戦でした。


それから1997年のヤクルトー巨人の開幕戦で、ヤクルト小早川毅彦選手が1試合3本塁打。


これは友達の下宿で観ていました。あの驚きは今でも忘れられない。


・     ・・ん?!僕の大好きな阪神に関する開幕ホームランの記憶が全然出てこない。


搾り出すように思い出したのが1990年の広島との開幕戦で岡田彰布選手が2本打って大勝したような・・・暗黒時代だったからシーズン通じては低調なタイガースだったけど、開幕戦だけは完璧だったな。


みなさんの思い出に残る開幕戦のホームラン、聞いてみたいなぁ・・・。


chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。