比叡山高校 16年ぶりの甲子園おめでとう!

 比叡山高校16年ぶりの甲子園おめでとう!

 16年前ということは、ともにプロ入りした村西ー細見のバッテリーで出て以来の久しぶりの出場、なんと21世紀に入ってからは初めての甲子園!

 もう一つ言えば、意外にも夏の決勝進出すら16年ぶりでした。

 比叡山高校は私の妹の母校なので特別な思い入れがあります。

 妹は比叡山が甲子園に出たときにチアガールを務めてTVに映りました。

 東京に住む妹に急いでメールしました・・・まだ返事ないけど。

 決勝の相手、近江を完封した山崎投手は比叡山中学出身。中学から入学する生徒はかなり難関大学への進学志向が強いので文武両道を目指しているのではないでしょうか。ピッチングも緩い変化球を有効に使う巧さを感じました。ここまですべてコールドで勝ち上がってきた強打の近江打線が完全に翻弄されているように感じました。

 今日は夜勤あけで試合をテレビでじっくり観戦できました。

 比叡山高校は小柄な選手が多く、技量的にも特に目立った選手はいないように思いました。試合展開の影響もあったのかもしれませんが、動きに軽やかさを感じました。対して近江高校は、やはり力みがあったのではないでしょうか。

 

 比叡山 2 1 0 0 0 1 0 1 0 =5

 近江   0 0 0 0 0 0 0 0 0 =0


 比叡山が低迷していたこの16年間、2001年夏の甲子園準優勝の近江と、毎年のように好投手を擁する北大津が滋賀の高校野球を牽引してきたように思います。この2校をぴったりマークするように光泉、近江兄弟社、滋賀学園といった私学勢が年によっては両校の背中を追い抜く活躍を見せ、古豪の八幡商業も存在感を示す・・・そんな感じだったと思います。

 この1年の戦いぶりを見ても今年の比叡山の甲子園出場を予想していた人は多くないと思います。

 しかし、比叡山は20世紀の滋賀の高校野球をリードしてきた伝統私学です。

 この優勝をきかっけにまた滋賀の高校野球の勢力地図がかきかわる予感がします。

 京都で龍谷大平安が1997年の甲子園夏準優勝から息を吹き返したように・・・。

 

 おめでとう!比叡山高校!!

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