山陰地方の野球 はじまりの地

 

 もう少し、出雲・松江旅行ネタを引っ張らせて下さい。

 

 この写真、松江城内の「二の丸下の段」という場所です。

 

 いまは芝と木のほかに特に何かがある・・・という感じでもないのですが、高校野球の歴史にとっては重要な場所です。

 

 明治33年に島根一中(現 松江北高校)と鳥取中学(現 鳥取西高校)の試合が行われた場所なのです。

 

 両県にとって、これが初めての野球試合であったと言われています。

 

 とすれば、ここが山陰地方の野球が産声を上げた記念の地・・・ということになります。

 

 松江城天守に見守られ、熱戦が繰広がられたことでしょう。

 

 両校の流れをくむ学校も、かつては県をリードする「強豪」でした。

 

 今も「名門」であり「古豪」であり続けていますが、それだけではさみしい。

 

 鳥取西高校は甲子園に出場しても長く2回戦の壁を越えられず、松江北高校は直近の甲子園出場がセンバツの「21世紀枠」での初戦敗退。

 

 ぜひ甲子園出場を勝ち取り、甲子園の銀傘に校歌を響かせてほしいものです。

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