夏の高校野球 京都府大会の私的総括

 今年は1試合も球場で見ることができなかった全国高等学校野球選手権の京都府予選

 しかし、新聞で毎試合結果をチェックすることが楽しみでした。


 優勝は大方の予想通り龍谷大平安でしたが、私が一番印象に残った試合は1回戦の洛星‐東山戦です。


 洛星 2 0 0 6 0 0 3 0 0 =11

 東山 8 0 3 1 0 0 0 0 x =12


 打撃戦の末、東山が辛くも逃げ切っています。


 洛星は京都屈指の進学校。京都大学硬式野球部にたくさん選手を送り出してきました。


 東山は今大会ベスト4。準決勝で龍谷大平安に屈しましたが平安と同じ8安打を放っています。今大会を盛り上げた好チームでした。


 しかも、この試合、「男子校対決」だったのです。


 京都では男子校は本当に珍しい存在になってしまいました。


 この熱戦、球場で見たかった・・・。


 この夏、京都は公立高校が本当によく頑張りました。


 京都成章、京都翔英、そして福知山成美の3校を撃破した乙訓。


 桂高校も私学の花園、そして同じ公立の雄である鳥羽を倒し8強まで進みました。


 同じく8強の北稜は立命館宇治を2回戦で下しています。


 北部勢では綾部もベスト8入り。


 上位には食い込めませんでしたが、名門の西京も久しぶりに2勝し今後に期待を持たせてくれました。


 普通の公立高校が夏の京都を盛り上げてくれました。


 甲子園に出場するのは春夏連覇のかかる龍谷大平安。


 春に続き優勝旗をぜひ都大路に持ち帰って欲しいものです。


 

  


 

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