野球読書日記 映画編「打撃王」

 この映画はまさに不朽の名作。

永遠のベースボールスター、ルー・ゲーリックの伝記映画です。

初めて見たのは中学3年時。TSUTAYAでビデオソフトを借りました。もう34年も昔になります。

私はこの作品でメジャーリーグファンそして映画ファンになったと思っています。

映画に描かれた古き良きアメリカ。

心から憧れました。

ゲイリー・クーパー、テレサ・ライト、そしてベーブ・ルース。

ベーブ・ルースが本当に演技が上手い。

そして台詞が良い。

その代表格は何と言ってもラストシーンの引退スピーチ。

ずっと後に映画のスピーチと現実のルー・ゲーリックの引退スピーチが違うものであることを知りましたが、きっとゲーリックが伝えたい核心は同じだったはずです。

 

今日、何年かぶりにDVDを観ましたが、偉大な野球人を描く作品であると同時に「親子とは?」「夫婦とは?」「仕事とは?」そして「人生とは?」という普遍のテーマに答える作品なのだと思いました。

その答について私の解釈を述べるなら,別の映画から言葉を借りたいと思います。

自分が小学6年のゴールデンウィークにNHKで放送されていたのを観たアメリカ映画の古典「オズの魔法使い」で主人公ドロシーが家に帰るために念じた「お家ほど良いところはない」という言葉がそれです。

「オズの魔法使い」や「打撃王」を見て良いお父さん・お母さんになったアメリカの子ども達がたくさんいたに違いありません。

今日はこどもの日。

どうか世界中の子ども達に平和な未来が訪れます様に。

 

 

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