野球読書日記 映画編 「ミスター・ベースボール」

もう30年以上むかしになりますが映画館で観ました。

日本プロ野球を題材にしたアメリカ映画です。

コメディ要素が強いので、映画館でも時々笑い声が上がっていました。

久しぶりに観ると、やはり面白い。しかし、当時感じた面白さとはまた違う。

アメリカの野球文化と日本の野球文化の違いを笑って終わりにするのではなく、どちらにも尊敬を払うべきだとのメッセージを感じます。

 

高倉健さん演じる内山監督のモデルは星野仙一さんと広岡達朗さんだと言われていますが、高木守道さんの様にも見えたり・・・。

また中日ドラゴンズの選手役で若き日の神保悟志さんを見つけた時は「おっ!」と嬉しくなりました。

 

良い台詞も散りばめられていてます。主人公エリオットの恋人ヒロ子がエリオットを諭す時の

「受け入れて協力することも立派な強さだと言えるわ」

という言葉は我々の心にも響きます。

 

もう映画の主要な舞台となったナゴヤ球場は改装されて面影は少なくなりました。この映画の時代は確実に過去のものになっています。

しかし、野球に限らず、他者と共通の目標を達成するためには、自分と違う考え方や文化を受け入れて協力することが必要だという真理を伝え続けてくれる名作です。

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