僕の愛するユニフォームたち 第3回 慶応義塾大学


 


 僕には何のご縁もない慶應義塾大学ですが創部120年以上の伝統をもつ名門中の名門です。


 


 僕も子どもの頃、一万円札が聖徳太子から福沢諭吉先生に替わった時、慶應ボーイに憧れました。


 


 早慶戦は日本の大学野球の代名詞。


 


 リーグ優勝は31回、全日本大学選手権優勝3回、明治神宮大会優勝3回を誇っています。


 


 さて、僕が面白いと思ったのは、帽子マークです。


 


 何の変哲もない「K」に見えますが、つい最近まで選手の皆さんが手縫いで着けていたそうです。


 


 高橋由伸選手は実に大らかな性格なのか、「K」の文字の密度が薄くてスカスカでした。


 


 今ではその習慣はなくなったと聴いています。


 


 グレーと濃紺の組み合わせは前回紹介した立命館大学と同じですが、特筆すべきはストッキングの赤ライン。


 


 全勝優勝するたびに1本増えるそうです。


 


 120年の伝統を重ねても如何に完璧なシーズンを送ることが至難であることかストッキングを見るだけでも分かります。


 


 このユニフォームに袖を通してきた選手は数多におられます。


 


 古くはメジャーリーグ選抜に投げ勝った小野三千麿選手。


 


 戦場に散った剛腕楠本保選手(大学では野手)。


 


 戦後プロ野球復興期の大スター別当薫選手。


 


 選手時代は悲運のエース、指導者としては名将藤田元司選手。


 


 我々昭和50年生まれの誇り高橋由伸選手。


 


 他にも日本の野球界に送り出したスターは綺羅星の如く。


 


 こらからも日本の大学野球界をリードしていく明星として輝き続けることでしょう。


 


 


 


 











































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