小野俊哉「プロ野球 最強のベストナイン」 PHP新書

 


 


  この本、かなり面白いです。


 


  最近、日記を書かない理由はこの本を読むことに夢中だからです。


 


  長いプロ野球の歴史を縦断しながら、本当のプロ野球ベストナインはどのようなメンバーになるのかを検証した力作です。


 


 知らなかった野球史の事実もたくさん学ぶことができました。


 


 新しく知ることができた事柄は枚挙し切れません。


 


 その中でも僕が特に印象的に思えたのは、「打撃の神様」川上哲治さんが巨人入団時は左のアンダースロー投手だったことです。


 


 と、なると、日本初のアンダースロー投手は重松通雄さん(1916~1979年、元阪急ほか実働9年)でも武末悉昌さん(1922年~1998年、元南海、西鉄ほか 実働7年)でもなく、川上哲治さん!?


 


 いや、川上さんはアンダースローと言うより、サイド気味だったのでアンダースローと認識されなかったのだろうか??・・・じゃあ、それだけ重松さんや武末さんのフォームは革新的に見えたんだろうな・・・と、いう風に考えを巡らせています。


 


 それと、川上哲治さんについてもう少し書けば・・・著者の小野俊哉さんは「ボールが止まって見えた」という名言についても「それじゃ川上さんに止まって見えたボールを投げていた打撃投手役は誰だろう?」と追求されるぐらい探究心が強い!


 


 僕もこれぐらいこだわって野球を楽しみたい!!そう思わされました。


 


 僕はよく本を持ってお風呂に入るのですが、一昨日この本を持って浴槽に入ると時間を忘れて本当にお湯が冷めてしまいました。


 


 肝心の小野さんが選ぶベストナインについては・・・ここで触れると楽しみがなくなってしまうので(僕は納得しつつも、そのセレクトはかなり意外な顔ぶれに感じられました)代わりに僕が選ぶ日本プロ野球最強のベストナインを書かせて頂きたいと思います。


 


 1番 右翼手 イチロー


 2番 二塁手 篠塚利夫


 3番 三塁手 掛布雅之


 4番 一塁手 王貞治


 5番 左翼手 山本浩二


 6番 捕手  古田敦也


 7番 遊撃手 吉田義男


 8番 投手  江夏豊


 9番 中堅手 福本豊


 


  ※ 僕、DH制は好きじゃないんです。


 


 ぜひお求めになることをお勧めいたします。


 








































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