拝金 ホリエモン

  • 源内
    2010年12月10日 09:54 visibility129

ささっと読みました。
ホリエモンの処女小説です。

感想:
文章は読みやすいですね。

内容も悪いストーリーではありませんでした。

一言で言うと

ゲーム

です。


読者に対して、主要登場人物2人を、自分はどっちの立場で見ればいいのか、それが割とハッキリしています。だから読みやすいです。

また、フリーターがひょんなことから大金持ちの社長に拾われて自分も社長になっていく、また、その社長がふとした隙間に吸い込まれ、苦境にもたたされてしまう。

というストーリーは、有りがちな内容ではありますが、どちらでも、育成型ゲームみたいな感覚で読み取る事が出来ます。

だからゲームなのです。

商売に関しても基本的な儲け方がチャンと書いてあり、ふむふむ、と思いました。

監督役をやるようになってから、色々な角度から、マネジメントについてを考えるようになりました。

今回もその一つではありますが、読後実感したのは、商いは一筋縄ではいかんな、という事でした。

私も営業マン、いずれは社長にもなってやろうか、と考えるようになっている33歳です。

ちょっと独立開業するのには一般的な意味では遅いかも知れませんが、何も独立するだけが組織のトップに立つことではない、改めて実感しました。

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