北朝鮮戦でサポーターは北に行くのか
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viva
2011年08月26日 07:52 visibility127
<ピッチ外でトラブルなら大変な事態>
外務省が頭を抱えている。理由は、来月2日に開幕するサッカーW杯のアジア3次予選だ。
日本は北朝鮮と同じC組に入ったが、予選は「ホームアンドアウェイ方式(2回戦制)」で行われる。日本は
来月2日に埼玉スタジアムで北朝鮮を迎え撃ち、11月15日に平壌に乗り込む予定だが、言うまでもなく、日朝間
には国交がない。代表団はともかく、日本人サポーターの渡航をどうするか、外務省は困り果てているというのだ。
「埼玉でのホーム戦は、外務省はすでに北朝鮮代表団の受け入れを認めています。ただ、北朝鮮の応援団や報道関係者
については別で、いまだ検討中の段階です。それより何より悩ましいのは、北朝鮮でのアウェイ戦です。現在、北朝鮮
に経済制裁している日本は、“北朝鮮に行くのは望ましくない”と『渡航自粛』にしています。万が一のことが起きても
自己責任ということです。しかし、熱心なサポーターは北朝鮮入りして、日本代表を応援しようとするでしょう。過去の
韓国戦などの例から、2000人以上のサポーターが渡航する可能性もある。ピッチ外でトラブルが起きたら大変な
事態になると外務省はビビっているようなのです」(霞が関関係者)
一方の北朝鮮側は、日本人サポーターを“ウエルカム状態”だという。外貨を稼ぎたいからだ。
実際、平壌での日朝戦が予定されていた05年のW杯ドイツ大会アジア最終予選でも、北朝鮮側は当初、日本人
サポーター5000人までの受け入れを検討していた。結局、それに先立つイラン戦で北朝鮮応援団が暴徒化
したため、FIFAが制裁を下し、日朝戦は第三国での無観客試合となった経緯がある。 外務省はどうするのか。日本人サポーターの渡航を認めないのか。
「北朝鮮側が試合会場をFIFAに申請し、正式に発表されてから対応を検討する」(報道課)
相手はならず者国家だ。日本人サポーター2000人が無理やり拘束される事態だって、あり得ないとは限らない。
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- 事務局に通報しました。
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