アルゼンチンならブラジルに完勝できる
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viva
2014年02月04日 06:08 visibility111
ベスト4までは行くでしょう。素晴らしい攻撃力ですから。でも…」
Final da Copa de 1950 Uruguai x Brasil
http://www.youtube.com/watch?v=BaTN1OFgPTA
セルヒオ・エスクデロは優勝候補筆頭に挙げられるブラジルについて、話し始めた。
ROKU FCを指導中のアルゼンチン人コーチ、セルヒオ・エスクデロROKU FCを指導中のアルゼンチン人コーチ、セルヒオ・エスクデロ
「ブラジルのサッカーというのは、とにかく攻撃重視です。けれど、攻撃を意識し過ぎていると言っていい。サイドバッグのマルセロ、ダニー・アルベス、あるいはアドリアーノは、いつオーバーラップするかを考え、タイミングを狙ってピッチに立っていますよね。がんがん、上がるでしょう。成功する時はいいけれど、ボールを奪われたら非常に危険ですよ。
対戦相手としては、サイドバックが上がって空いたスペースを突くことが鍵となるでしょう。残るセンターバックが対応し切れない」 そしてと、一呼吸置いた後、エスクデロは続けた。 「センターバックのダビド・ルイスですが、崩しやすいように思えます。確かにヘディングは強いけれど、スピードがない。足が遅いんですね」
プレミアリーグのチェルシー、またブラジル代表の主軸として活躍中のダビド・ルイスは、現在、世界でもトップレベルのセンターバックと見受けられるが、エスクデロ曰く、「過去のブラジル代表CBより劣る」。
「もちろん、ヨーロッパで活躍している一流選手ですから、素晴らしいものはある。でも、ワールドカップで勝ち上がるチームのCBとしては物足りない。スピードがないから、カバーリングに難が見られます。アルゼンチンの攻撃陣なら、あっさり抜き去ると思いますよ」
188センチの長身、長髪をなびかせていつも献身的な働きをするダビド・ルイスは私の好きな選手でもあるが、アルゼンチンでの評価は高くないようだ。
「今回、ブラジルは開催国です。たたでさえメディアは辛口なのに、ホームとなれば内容も問われる。たとえ4-0で勝利しても、いいサッカーをしなければいけない。ミスを叩くのがブラジルのジャーナリズムです。となると、どうしたって、彼らは攻撃のことをさらに考え、守りが手薄になる筈です。
正直、あのレベルで、弱い点っていうのは見つけるのが難しい。でもワールドカップという戦争の場では、ほんのちょっと、数センチの差が命取りになるんですよ。元々、守備のことをあまり考える国民じゃないですが、今回は特にGKとCBがウィークポイントになるように映ります」
エスクデロの実兄、ピチ・エスクデロは1979年のワールドユース東京大会でマラドーナとともに世界王者となっている。その息子であるダミアン・エスクデロは、現在ブラジルでプレーしている。グレミオ、アトレチコ・ミネイロ、ビクトリアと渡り歩き、今シーズンは3季目を迎える。ダミアンの試合ぶりやチームの戦術からも「攻撃ばかりで守備が薄くなっていること」を実感するそうだ。
「今のブラジルなら、アルゼンチンは絶対に勝てますよ。我々のFW陣は、ブラジルのDFを崩せますね。兄、甥っ子ともいつもそんな風に話しています」 エスクデロはそう言って、少年のように微笑んだ。
アルゼンチン人が絶対にブラジルに負けるとは言わないことを考えればそうなのですが
国民の半端ないプレッシャーの中で優勝することは一番難しいこと分かっていれば勝てるかもしれませんが
毎度の思い上がりの俺たちが世界一だと思い込んでいればマラカナンの悲劇の再現になりそうだ
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