日本のサッカーは沈没している

  • viva
    2012年12月15日 10:52 visibility115
三度、世界は遠ざかった。
11月11日、AFC
U-19選手権の準々決勝が行なわれ、日本はイラクに1-2で敗れた。U-20W杯への出場権が与えられるベスト4進出を日本が逃すのは、これで3大会連続である。何の意外性もない、誰もが予想できる当たり前の結末だった。

今大会、日本は初戦でイランに敗れると、その後の2試合でも思うようなサッカーができずに、グループリーグを終えていた。辛うじて決勝トーナメント(準々決勝)進出はできたものの、内容の悪さは明らかだった。当然、大一番の準々決勝だからといって、突如、内容が劇的によくなるはずもない。悪いなりにでも粘り強く戦い、世界行きのキップをつかみ取ってくれることを期待したが、何も変わることなく敗れ去った。過去2大会、同様に準々決勝で敗れているとはいえ、少なくともグループリーグに関して言えば、日本はアジアにおける優位性を示していた。強豪が集まるグループでも地力を発揮し、無敗の1位通過を果たしていたのだ。ところが、今大会はグループリーグの段階からもたつき、さすがは日本というようなところを、その片鱗すらも見せられずに終わった。
「あらゆるカテゴリーを通じて、こんなにつまらない日本チームを見たことがない」と、見るに見かねた、あるAFC関係者にはこんなことまで言われる始末である。彼は準々決勝を見ながら、日本を「poor
team」と評したのだ。


同じ準々決勝敗退でも、過去2大会とは意味が違う。世界はさらに遠のいた。それが率直な印象である。スポルティーバ

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