ウォークオバー

『○×へ行くんだ〜。美味しいもの食べてきてね☆』

こう言われると、実はプレッシャーだったりします。
特に私の職業だと、必ずや美味しいものを食べて帰ってくると皆思っているのですから。
でも、現実は違います。

先の日記で書いた一人旅で楽しくないものです。
それは食事の時間です。
一人で食事は日本では平気です。
ファミレスはさすがに…ですが、ある程度のところはだいたい行けます。
海外だとレストランのような格式ばったところは予約が必要となるので、ＮＧ。
ファーストフードのようなところですと落ち着いて食事が出来ません。
屋台のようなところは衛生的にＮＧです。
それなら、カフェやスーパーで買ったもんで済ませてしまおうとなるのです。

あとは量の問題。
アジア圏を外れると食事の量が多いのです。
もともと、そんにがっついて食べる方でもなく…。
ただでさえ、夏ばてで食事の量が落ちているのに…。
結局のところ食べきりません。
アメリカやオーストラリアへ行ったとき、フードコートでの量の多さを見て、げんなりしたことがあります。

そんな訳で、海外旅行時にも食事ってあまり気合を入れて、上手いものを食べようって気にならないのです。
くりかえして言いますが、この職業が故にお恥ずかしい限りなんですがね…。

さて。
今日はインスピに参戦しました。
参加者が３ペアともともと少なかったです。
なので、レッスンつきの試合となりました。
世間様ではお盆休みの最後の追い込みってところでしょうか？
実は３ペアになったのもちょっと訳ありなんですがね…。

暑さと旅行の疲れか？カウントは忘れてしまいました（汗）
まぁまぁ、公式戦の扱いにはならないそうですので…。

▼第一試合　　勝ち
しばらくブランクがあったのと、風が吹いていたので、対戦相手と一緒にトリッキーなテニスをします。

当たりそこないがコートインしてゲームポイントを取ったり、
フレームショットを打ち合ったり
まるで、コントをしているようでした。

なんとか勝ちましたが、どちらが勝ってもおかしくない状態でした。

▼第二試合　　勝ち
そこそこにハードヒットするペアでした。
サーブは地をはような低くすべるスライスサーブです。
先のペアよりも打球が早く、こちらとしては、やりやすいです。
ハードヒットするので、ミスも多いのですが、ポイントポイントは上手いです。
今回は１ゲーム？２ゲームを取られただけでしたが…。
きっと風は吹いていなかったら、やられていたかもしれません。

本来ならここで終了。
でも、もう一組エントリーできなかったペアがいたのです。
道が渋滞し、エントリー時間に間に合わず、ウォークオバー。
その時間、わずか２分です。
なんとかかんとか会場に来たのに、試合が出来ないってオチです。
それじゃぁ不憫なので、エキシビジョンとして総当りをさせてもらったようです。

なんだよぉ〜
頼みますよぉ〜
って思いながらも、明日は我が身なので、人事ではないです。

▼第三試合　　勝ち
ペアの一人ですが、シングルスでよく顔をあわせる方です。
確か初級者大会で優勝していたかな？
なのでストローク戦をしていてもかないません。
またペアの方はネットプレーが得意なようで、すぐにポーチへ出てきます。
甘い球が来ると、一撃必殺です。
負けを覚悟で挑みましたが…今日に限って私に神が降臨していたようです。
苦手なネットプレーでポイントを取れたり、レアなケースが多かったです。
（これ以上書くと、次にテニスをするときにプレッシャーになるので、やめます。）
これが勝因となり、勝たせてもらいました。

さて、レッスンつきとあったので、気になるレッスンとやらですが…。

平行陣になって積極的に攻めていた点は良かったそうです。
ただ、ポーチの時にヨコに足を出してしまうときがあるので、斜め前にと…指導されました。
（きっと皆さんには当たり前なんでしょうが、私はこの程度なんです）

ストーロークのラリーが続いているとき。
これはチャンス！と思ったら、前衛は相手の前衛めがけて突っ込む。
３割の成功、７割の失敗でOKだそうです。
こうすることで、気持ちが楽になりますよね？
もし、５割成功となると、相手にものすごくプレッシャーをかけられるそうです。
失敗してもいいから、突っ込むことで相手にはプレッシャーになるそうです。
そのときの後衛の動きですが、前衛がポーチに出た時点でチェンジするといいそうです。

インスピ職員のシゲさんは私が普段あまりバチコーン打ち込まないイメージがあったらしく、ポーチに出ていたことを褒めていました。
（わーい、でもこれ以上かくとうそっぽくなるので、やめます。）
まぁまぁ、試合形式でこれを試せる場所ってモンが私もはなく、結局インスピに頼るしかないのが現状なんですよね。　

あとで気がついたのですが、今日って全勝じゃん…。
ウォークオバーがなければ…。
いや、でも、きっと練習扱いだからね…。
マジな試合なら、手堅く勝ちに行くでしょう。
この文章を書いている私がその一人なんですから…。