浦和レッズについて

浦和レッズのサポーターがやってしまったようである。
http://d.hatena.ne.jp/inumash/20140309/p1

今までにも多くの問題を起こしてきたけれど、
いよいよ愚かさが世界的なビッグクラブとして本格化してきたらしい。

ワタクシは、このラボーラで多くの浦和サポ、浦和好きの友達が居る(多分川崎好きと同じく一番多い)、例えば私の大事な友達である、
ゆめさんやよしおさん、myinterさんやtechさん、レフティーさん、ナオキンさん、りゅまさん、うめちよさん、たくやさん、もぐらさん、もぐPさん、さとしさん
とざっと思い浮かべても
サポーターやファン、はたまた浦和に思い入れのある友達が多い身としても、

そしてスタジアムが好きだし、あの応援の熱量・声量は凄いと感心しつつ、ちょいちょい埼玉スタジアムに通っていた身としても、

今回の件は残念でならない。
というか残念どころか、無念でもあるし、怒りが収まらない。

Jリーグのこと、あるいは他チームのことをそれ程追いかけていない方のために至極簡潔に書くと、

先日の浦和レッズvsサガン鳥栖のゲームにおいて、
こういった横断幕が掲示せられた。




JAPANESE ONLY(日本人以外お断り)



Twitterで事を知ったのだけれど、
いくつかのツイートを拝見すると
「人種差別的な意図があったかどうかはわからないが」という意見が結構あったのにびっくりである。

問題は意図ではない。
多くの大人が集まる場所において、
JAPANESE ONLY
という言葉がどのような意味を持つか、わかる人が一人もいなかった訳ではないのだし、
冒頭のリンクにあるように実際に即刻取り外すように抗議をしたサポーターも居たのである。

「日本人だけで戦っている」だとか
「外国籍の実力ある選手を取らなかったフロントへの批判」だとか
「この日はベンチも含めて日本人選手だけでした、なにが問題ですか?」だとか
いう、ちゃんちゃら可笑しい、というか全く笑えない意見もある。
もしもそうであるならピッチに向けて横断幕を張るだろう。

問題は意図ではない。
それにしても「意図」がそんなに大事なのだろうか?
近年の政治家の失言の多くがその後に
「誤解を与えたのなら謝る」
「きちんと意図が伝わらなかったのなら申し訳ない」
「発言は安易だったかもしれないが、文脈を読めば私の意図がそうでなかったことは分かる」
と、まるで
発言した意図は問題ないし、認識も問題なく、ただそれを報道したメディアが悪い
と言わんばかりの言い訳ばかりではないだろうか。

「どういう意図だから分からないから何とも言えない」という意見ですら、
罪である。

挙句の果てには
「李は日本人。マルシオもいないのだからJAPANESE ONLYは事実。騒ぐ方こそ人種差別の意識があるのではないか」
というような意味のツイートまである。


スタジアムに掲示されたことも論外であるし、
JAPANESE ONLY
という幕が、入場ゲートの入り口(ピッチに向けてではない)に張られて
「日本人以外お断り」
以外の読み方があるのだろうか。


現在この言葉の用法で多く見られるのは
STAFF ONLYであろう。

誰がこの言葉を見て「ああ、ここはスタッフだけが居る場所なんだなあ」という意味でのみ受け取るのだろう。
「スタッフ以外立ち入り禁止」としかとらえようがないではないか。
「スタッフだけがいる場所」→入り口にそれが掲示してある→スタッフ以外は立ち入らないでください
という意味でなければ入り口に掲示する意味がないではないか。

ラボーラでこういった政治的な意見はどうか、ということもあるかもしれないけれど、
ただ単に「サッカーが好き、政治は無関係」というのでは済まされない問題と思い、
日記を書きました。
コメントは要りません。
思うところがあればご自身の日記などで書いていただくのが良いかと思います。


※以下の写真2つは、Jリーグの各チームサポーターによる、浦和レッズの愚かなサポーターには負けない宣言でしょう。


札幌サポの、浦和レッズを正しく揶揄した横断幕「応援好きONLY」




FC岐阜サポの「Say No To Racism(人種差別にNOを!」




































































































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