ガンバ大阪 vs 名古屋グランパス

正月早々、愛するカレー屋さんにいってから、国立へ。


カレー屋さんは相変わらず「closed」の札がかかっていた、にもかかわらず、


先客が6人と1赤ちゃん。ぎゅうぎゅうに詰めても12人(当社推定)のお店で、


これは驚異的なことではあるまいか。


豆と昆布、青菜干し豆腐、金時人参、味噌ごぼうレンコンいため、味付きたらこ、冬瓜のスープカレー、もちごめん、もといもち米。


もう一度書くけれど、カレー屋である。青菜干し豆腐以外は和食っぽいしょくざいであるのだけれども、それぞれにちゃんとスパイスの香りがするのが・・・


あ、グルメブログじゃなかった・・・。


2010年さっそく幸せになってから国立へ。といっても立川の隣ではない。


 


天国のNびさんと交信したのだけれど


Nびさん「もちろん名古屋を応援しているんだよね?」


Bダペスト二郎「名古屋側におります〜」


と伝えつつ、チケットを買った時はアウェイ側ってことしか知らず、


今日行ってから「あ、名古屋側だ、寒いとき用に持ってきたニット帽、青いから被れぬ・・」と思ったのは、Nびさんにはご内密に。


 


ゲームは、地力にすごいよマサルさんのガンバ大阪が名古屋を押し込む展開が続く。


攻守にサポートの動きがなされているガンバと、


個人個人は頑張っていてもそれが連動していないグランパスとの差が出ていた。


相手のオフェンスの選手がボールを持って前を向く、ということに関して、


グランパスの守備は甘すぎたように見えた。


アンカーの吉村に引っかからないように1$、もとい位置取る二川やルーカス、橋本らがうまくボールを受け、彼らがボールを持って前を向いたらスペースに向かってあるいはスペースを作るために走り出すというシーンが目立った。吉村を釣りだしても、守備のアタックが連動していない場面が何度か見られた。名古屋のゲームを多く観ているわけではないけれど、去年から感じるのは、


スペースを埋め、ゾーンを守る意識が大きくて、人を見られていないというシーンの多さ。恐らくグランパスの選手からしたら「はっきりと崩されていないが失点」という印象を持つ失点が多いのではないだろうか。アントラーズやガンバとの差は、まず攻撃のうまさというよりそこではないか。


二川にアタッキングエリアで何度も前を向かせて、1秒以上持たせるなんていうのは美女が全裸で町を歩くくらい危険な行為である。


 


以下個人採点


G大阪


松代6 安定感ある出来。とはいえ、キックもセーブももっと良くなるような気がする。


加地5.5 マギヌン、玉田、小川に裏を取られることが幾度もあった。


中澤5.5 よくはじき返したシーンもあったがケネディ相手には分が悪かった。


山口6 ひやっとさせられるシーンもあったが落ち着きあり。


安田5.5 イケイケにはなれなかったが攻守に無難な仕事をしっかりとこなした。


明神7.5 オーロラ@エアウイングスさんからしたら、当たり前だ、と言われるかもしれないが


感動的な仕事ぶり。上で述べた攻守でサポートというのを最も多くこなした。


遠藤8 素晴らしいゴール。そしてパス。攻撃でも主役であったが、守備でも主役といってよい輝き。金を払って見に行きたくなるへそ。


橋本6 上杉献身的にチェイスし、しっかりとパス回しにも絡む。


二川6.5 彼の能力からしたらややタッチに乱れもあったかもしれないが危険なにおいをぷんぷん漂わせていた。


山崎6 すごい、というプレイはなくとも攻守に走って貢献。


ルーカス6.5 先制ゴールは組み立てで絡んでからゴール前に現れてフィニッシュという彼らしいゴールだった。


交代選手


じぇじん5.5 体を張ろうと奮戦していたが。


 


名古屋グランパス


楢崎5.5 ビッグセーブもあったが、チームを立て直すまでに至らず。


はゆま5 判断力に難。ゲームの流れに乗れず。


バヤリッチャ5 名前若干間違っているけどかわいいのでこのまま。


吉田5.5 よいロングパスもあったが振り切られるシーンが。。。


阿部6.5 良いクロスはちょっとだったが、さぶいぼが立つスルーパスを見せ、左サイド奥深くに出した浮き球パスや、右のウイングに出した美しいサイドチェンジは圧巻。べー。


吉村5.5 奮闘はしていたけれど、連動してのプレスではないのがいたい。


中村6 殊勲の同点ゴール。もっと守備でも輝けると思うが。


小川5.5 左のウイングに入ったシーンでは何度か良い場面があった。


マギヌン6 小川を一度前に出し、後ろのポジションから縦に抜ける動きは良かった。


玉田5.5 残念。ドリブルもパスもうまいなあといつも思うのだけれど、ゲーム前のシュート練習から、シュートは上手くない。シュートに持ち出すところまではセンスあふれるのだが。


ケネディ6.5 流れが悪い時でも彼に一度あずけたらチームが落ち着いた。ガンバに対して、ストロングポイントであり続けた。


交代選手


ブルザノビッチ5.5 マギヌンの動きに比べると物足りない。


巻5.5 危険な香りは少なかったが、兄同様「あきらめない子供に育てられた」のが伝わってきた。


アレックス5.5 うまさはあったが、チャレンジできるチーム編成ではなかった。


 


 


2006年のワールドカップ、バランスは悪かったが過去最高にうまい選手がそろっていたけれど、


どの選手もピークではなかったと今振り返ると思う。


中田はペルージャからローマにうつるあたり、俊輔はWカップ(バストの話ではない)のあと、高原や加地は怪我、干支覚えられない・干支いまだに覚えられない、もといエトセトラエトセトラ・・・。


2010年このまま行けばケンゴ・長谷部・そしてなにより今日の遠藤がいると思うと、楽しいことになるかも知れない。(むろん、他にもおおいに期待する選手はいるけれど)


 


実家に帰る(った)のでもともと書く気はなかった観戦記だったけれど、


ついついガンバの良さ、とりわけ大明神と大遠藤のプレイに感嘆してつづらせていただいた。


私が応援するチーム、昨年数えてないが、勝率3割、引き分け率2割5分、敗率4割5分くらいな気がするのもここだけの話だ。決してNびさんや、○3%増量さんにはもらしてはいけませぬ。


では皆様、本年もお世話になりま舌平目。

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