フットボールで重要なこと
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ブダペスト二郎
2007年07月26日 02:09 visibility70
改めて言うまでもなく「ゴール」。
そしてゴールを奪うためにはシュートが必要だ、という当たり前のことを
サウジアラビアに高い授業料を払って教えてもらったゲーム。
崩したシーン、いいチャンス、は日本の方が多かったかもしれないが
常に危険な匂いを放っていたのはサウジアラビアの方だ。
まずシュート、その次にドリブルかパスかキープという個人戦術を徹底したサウジアラビアの勝利。1点目はサウジの左サイド中盤からのFKを加地が競り負けてこぼれたボールをボレーで決められた。すぐに日本は左CKから遠藤のどんぴしゃキックを中澤がヘッドで追いつく。
後半、2点目はスローインから日本の左サイドでサウジの選手がキープ、日本は啓太と巻が2人がかりではさみに行くがそこでボールを取れず、遠藤の裏にスルーパスを通され、クロスを上げられてヘディング。
日本はまたもや左CKから遠藤がファーサイドにキック、競り勝った高原がヘディングで折り返したところに阿部がバイシクルシュートを決めて再び追いつく!
決勝点はサウジ自陣左サイドからすばやいスローインを日本がしっかりとつぶせず、ワンツーでサイドを破られ、ペナルティボックスに進入され、切り返しに阿部がついてゆけず。
時間はまだまだあったが最後にきっちりと体を張ったサウジDFを崩せず、試合終了。
以下個人採点
川口5.5 とりわけ前半良いセーブ、すばやいフィードを見せたが。
加地5 守備では効いていたがオフェンスは機能せず。日本の右サイドは奥深くを使うことが出来なかった。1点目をやられたところも不満。怪我から復帰以降、迷いが見られる。
中澤6.5 意地の同点ゴール以外にも頼れる守備を見せた。
阿部5 疲れがたまっていたかサウジのドリブルに後半はついていけないシーンが多かった。
駒野5.5 右足に持ち替えてからのクロスも良くなかったのはいただけない。
啓太6 いいプレイもあったが物足りないプレイも。
憲剛6 相手を食いつかせるようなボールタッチでリズムを作ったが、相手ゴール前で決定的な仕事は出来ず。日本に儒二位如がいたら・・・と思ったシーンも。
俊輔5 加地をうまく使えるようなプレイが少ない。ちょっと点は厳しいが守備は良かった。
遠藤5 これまた点は厳しいが珍しく足につかないトラップがあった。走りすぎたか?セットプレイのキッカーとしてはすばらしい。しかしファウルを取られたプレイ、また2点目の裏を取られたプレイは反省材料として残る。
高原5 阿部のゴールを導いたヘディングの折り返しは良かったがサウジの深いスライディングタックルにドリブル、ラストパスをことごとく止められた。
巻5.5 判断ミスもあったがポストプレイなどある程度機能した。
寿人5 またまたちょっと厳しいがこのチームの中ではいまだ持ち味が活かされていない。もっともっと強く要求しないと生き残れなくなってしまう。
羽生5.5 ミドルは良かったが。
矢野は略。
採点は我ながらちょっとバランスが取れていないようにも思うけれども2点とって3点取られながら攻撃陣を若干厳しくした。遠藤は2得点に絡んだが見間違いでなければ2失点にも絡んでいる。阿部は1点取ったが2失点に絡んでいる。もっと言えば3失点に。
オシムは交代がそれほどうまくないかもしれない(ジェフ時代から動きは遅めの傾向があったが)。ネガティブな要素が出ないと交代に踏み切らないのはちょっと不満。交代も「仕掛けてゆく」ゲームが必要ではないか?とりわけこの試合のようなお互いが消耗しているときには。
加えてセルジオも言っていたが交代選手の活躍が今大会はなかったというのはチーム編成、チーム作りにおいて層の薄さとともに反省材料だ。
サウジのゲームはそれほど良くはなかったがエメルソンと達也の2トップ時代の浦和を思い起こさせた。最終ラインでどうにか個人能力で押さえ、スピードある前線で勝負。
結局良いゲームではなくとも「勝ち負け」はゴールが決める。
1対1はそれぞれの選手がもっともっと強くならなければいけないだろう。
そしてゴールを奪うためにはシュートが必要だ、という当たり前のことを
サウジアラビアに高い授業料を払って教えてもらったゲーム。
崩したシーン、いいチャンス、は日本の方が多かったかもしれないが
常に危険な匂いを放っていたのはサウジアラビアの方だ。
まずシュート、その次にドリブルかパスかキープという個人戦術を徹底したサウジアラビアの勝利。1点目はサウジの左サイド中盤からのFKを加地が競り負けてこぼれたボールをボレーで決められた。すぐに日本は左CKから遠藤のどんぴしゃキックを中澤がヘッドで追いつく。
後半、2点目はスローインから日本の左サイドでサウジの選手がキープ、日本は啓太と巻が2人がかりではさみに行くがそこでボールを取れず、遠藤の裏にスルーパスを通され、クロスを上げられてヘディング。
日本はまたもや左CKから遠藤がファーサイドにキック、競り勝った高原がヘディングで折り返したところに阿部がバイシクルシュートを決めて再び追いつく!
決勝点はサウジ自陣左サイドからすばやいスローインを日本がしっかりとつぶせず、ワンツーでサイドを破られ、ペナルティボックスに進入され、切り返しに阿部がついてゆけず。
時間はまだまだあったが最後にきっちりと体を張ったサウジDFを崩せず、試合終了。
以下個人採点
川口5.5 とりわけ前半良いセーブ、すばやいフィードを見せたが。
加地5 守備では効いていたがオフェンスは機能せず。日本の右サイドは奥深くを使うことが出来なかった。1点目をやられたところも不満。怪我から復帰以降、迷いが見られる。
中澤6.5 意地の同点ゴール以外にも頼れる守備を見せた。
阿部5 疲れがたまっていたかサウジのドリブルに後半はついていけないシーンが多かった。
駒野5.5 右足に持ち替えてからのクロスも良くなかったのはいただけない。
啓太6 いいプレイもあったが物足りないプレイも。
憲剛6 相手を食いつかせるようなボールタッチでリズムを作ったが、相手ゴール前で決定的な仕事は出来ず。日本に儒二位如がいたら・・・と思ったシーンも。
俊輔5 加地をうまく使えるようなプレイが少ない。ちょっと点は厳しいが守備は良かった。
遠藤5 これまた点は厳しいが珍しく足につかないトラップがあった。走りすぎたか?セットプレイのキッカーとしてはすばらしい。しかしファウルを取られたプレイ、また2点目の裏を取られたプレイは反省材料として残る。
高原5 阿部のゴールを導いたヘディングの折り返しは良かったがサウジの深いスライディングタックルにドリブル、ラストパスをことごとく止められた。
巻5.5 判断ミスもあったがポストプレイなどある程度機能した。
寿人5 またまたちょっと厳しいがこのチームの中ではいまだ持ち味が活かされていない。もっともっと強く要求しないと生き残れなくなってしまう。
羽生5.5 ミドルは良かったが。
矢野は略。
採点は我ながらちょっとバランスが取れていないようにも思うけれども2点とって3点取られながら攻撃陣を若干厳しくした。遠藤は2得点に絡んだが見間違いでなければ2失点にも絡んでいる。阿部は1点取ったが2失点に絡んでいる。もっと言えば3失点に。
オシムは交代がそれほどうまくないかもしれない(ジェフ時代から動きは遅めの傾向があったが)。ネガティブな要素が出ないと交代に踏み切らないのはちょっと不満。交代も「仕掛けてゆく」ゲームが必要ではないか?とりわけこの試合のようなお互いが消耗しているときには。
加えてセルジオも言っていたが交代選手の活躍が今大会はなかったというのはチーム編成、チーム作りにおいて層の薄さとともに反省材料だ。
サウジのゲームはそれほど良くはなかったがエメルソンと達也の2トップ時代の浦和を思い起こさせた。最終ラインでどうにか個人能力で押さえ、スピードある前線で勝負。
結局良いゲームではなくとも「勝ち負け」はゴールが決める。
1対1はそれぞれの選手がもっともっと強くならなければいけないだろう。
- 事務局に通報しました。
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