おつかれ3cm四方

セットプレイから3得点、流れの中からこぼれ球を詰めて1得点。
これは見ようによっては不満と思われる方もいるとは思うが
得点を決めることが相当に難しいスポーツであり、
決定力不足というのがもともと「醍醐味」といってよいほど
ゴールが難しい競技であり、
ましてやそれがワールドカップ予選という、家庭よりも不倫、もとい過程よりも結果がとりわけ重要であるゲームでは、素晴らしい勝利といって差し支えないだろう。
降りしきる雪のせいかややスリッピーなピッチの影響もあり、お互いミスが多かったが地力に勝る日本が遠藤のFKから先制。
これでほっとした部分もあったかタイがすぐさま反撃の美しいミドルシュートを決めて同点。
後半に片桐はいり、前半同様圧倒的にポゼッションする日本だがなかなか決定的なシュートシーンを作りだせなかったが、山瀬がゴールラインぎりぎりのところをドリブルで抜け、一度は止められたものの、タイがクリアしようとした所をプレスに行った憲剛の足に当たり、こぼれ球にきっちりと反応した大久保が決めて勝ち越し。その後、タイは一人退場者を出し、さらに一方的な展開となり、憲剛のFKから中澤が、遠藤のCKから途中出場のカルメン巻がそれぞれヘッドを決めて、4−1で日本がW杯予選初戦を勝利した。

以下個人採点
GK川口6 失点は彼のところでは止めがたい。GKにとっては相当にシビアなゲームだったろう。
DF内田5.5 才能の片鱗しか見ることが出来なかった。クロスの精度がいまいちなシーンが多かった。
中澤6.5 失点シーンはもう少し詰めることが出来なかったかとも思うが、他は安定。勝負を決定付ける追加点。
阿部6.5 ゲームの状況に沿った安全第一のプレイで非常に地味ではあったが集中を欠く事無く、DFをしっかりと安定させた。
駒野6 やや工夫に欠け、クロスも合わない場面が多かったがアグレッシブに仕掛けていた。
MF啓太6.5 格下相手で、仕事としてはうまくボールを散らしながらも相手のカウンターを警戒するという、評価されにくいが難しいミッションをこなした。失点シーンはちょっと戻りきれなかったがあれを責めるのは無理だろう。
憲剛6 非常に良かった場面が多いが、頂けないミスがあったのと、失点シーンの直前に足を滑らせたか相手ドリブルに振り切られた為、減点した。個人的にはやはり欠かせない選手と思う。
遠藤6.5 ややミスもあったけれども独特のリズムとセットプレイ、また前線からの守備が素晴らしかった。よく走っていた。
山瀬6 効果的なプレイが多く、今後も期待できるだろう。他の選手との連携がもっと合えば、さらに良くなりそな銀行。
FW大久保6 勝ち越しゴールは本当に貴重な貴重なものだ。そして他にもいくつか良いプレイもあったが相変わらず軽いプレイが多い。
高原6 やや周りと合わないシーンもあるがうまくタメを作っていた。左足で抑えたミドルはらしいシュート。
交代選手
巻6 とどめのヘッドを決メタボらしいですね、浦和に加入したエジミウソンは。
播戸、点数は略すが仕事をきっちりこなしたと思う。
羽生、点数は略すが背番号9は似合わない気がする。

非常にサムハーイであったけれども、アウェイ側自由席に座り、タイのキラキラした衣装の人が応援してるのを見て可愛いなと思いました。そしてタイの応援席では自国のチームの選手紹介でも盛り上がっていたけれども、日本代表の選手紹介でも盛り上がっていたのがなんだか嬉しかった。どの選手紹介よりケミストリーが出てきたときが一番盛り上がっていたように感じるスタジアムというのはどうかと思うが、まあそんなものなのだろう。

オボロドウフスキ7.5 寒がりであるにも関わらず、スタジアムで観戦した。天気予報を見ていたら行かなかったという噂もあるが、それはあくまで噂に過ぎない。

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