ストヤノフのこと

優れた読みと効果的な攻撃参加が特徴的な、非常に有能なディフェンダーだが、
アマル監督を批判して今は謹慎が続き、ゲームに参加できていない。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200706/at00013666.html
上記サイトで西部謙司の有益な考察を読むことが出来る。

しかし私自身はストヤノフの残留に付いて悲観的だ。
フットボールの世界において、監督への批判は致命的であり、
西部氏が書いたように謝罪は必須だ。
しかしストヤノフは「それでも」監督批判をし、
「アマルが出ていかないならば自分が出ていく」
と言ってしまった。
たしかストヤノフは29歳か30歳で、ブルガリア代表の経験もある、
ベテランといっても良い選手である。
覚悟がなければ言えることではないし、
戦術練習を「これからは」する、と監督が言ったら
「はい、では私の発言について謝罪します」と答えるような
意識で批判をしたわけではないのだと推測する。

それに対してアマルの方でも一選手が練習について批判したからといって
「じゃあこれからは今までと変えて〜」
としていては自分が監督である必要がなくなってしまう。

またチームのフロント側でも、
たとえアマルが「ひどい」「最悪な」監督であったとしても
一選手の批判によって監督を変えてしまうことはフロントにとってはあり得ない。
もしも監督を変えるならそれはフロント自身の判断でなければならない。

おそらく最大の問題は報道の前にストヤノフから練習の内容(など)について
アマル(あるいはフロント)と話して解決することが出来なかった点だろう。
もしかしたら話したけれども理解(納得、賛成)せられなかったのかもしれないが。
ジェフについて良く知っているわけでもないけれども
ストヤノフが見られなくなる、というのはJリーグにとって、
いちサッカーファンとしてひどく悲しいことだ。

私は私自身の感想を裏切って
ストヤノフが残留することを望む。
ジェフのサポーターではないけれども、
ジェフのサポーターの皆様には暑中見舞いを申し上げる。
なぜって暑いから。

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