大分トリニータ vs 鹿島アントラーズ
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ブダペスト二郎
2008年11月23日 15:52 visibility73
まさかの日記、観戦記連チャンで
全国に4人ほど居るブダペスト二郎ファンも涙チョチョ切れ、
ってことで大分vs鹿島!
首位を争うアントラーズとトリニータであるが、オリヴェイラのコメント通り、
追いかける大分にとってはホームでもあり、攻めて勝利を得、勝ち点3を取りたいところ。首位であるプレッシャーのほうが一般的には大きく、追いかけるほうが気楽なはずが、そのコメントを見ても、気持ちの方向付けがうまいというのがオリヴェイラの素晴らしいところだろう。
ゲームは堅い守備のトリニータをどうアントラーズが崩してゆくかが焦点であったけれども、ゲーム全体を振り返るとアントラーズが順当に勝利を得たといってよいだろう。
トリニータの今の順位、そしてナビスコを取ったこと、は素晴らしいけれど、やはりチームの総合力ではアントラーズがやや上に見えた。両チーム共に前線から激しくプレスをかけたけれど、それに対処する技術においてアントラーズの選手の基本的なうまさが上回っていた。
大分の選手はウェズレイ、高松の2トップに早めにボールを預けようとしたけれども、そのボールが正確でなければさすがの二人もキープできず、またフィフィティフィフティのボールも岩政・伊野波の両センターバックの厳しい当たりとボランチやサイドバックとの挟み込みで、大分に有効な攻撃は作らせなかった。
アントラーズの右サイド内田が上がり、対面の鈴木慎を抜かずに中央にグラウンダー、走りこんできた野沢が技ありのワンタッチで後方に戻し、興梠がシュートするもトリニータディフェンスに当たり、こぼれたボールを走りこんできた内田がゴールし、鹿島が先制。
大分は守備から攻撃への切り替えが、鹿島の攻撃から守備への切り替えより遅く、またチャンスの一歩手前でのミス、また合わないコンビネーション(気負いからか?)もあり、シュートを効果的に打つ事が出来ず、後半途中から入った家長のシュートも曽ヶ端に止められ、こぼれに反応したウェズレイのシュートも止められ、万事急須。鹿島が優勝に向けて大きな勝ち点3をゲットした。
以下個人採点
大分
GK下川6 ベテランの味でよい動きを見せ、興梠のシュートストップなどあり。
DF深谷6 やや熱くなる所もあったがマルキーニョスに立ち向かい続けた。
森重6 前半野沢が打ったフリーのシュートはやや曖昧な彼のポジショニングが頂けなかった。良いプレイも多かったが。
上本6 危ないプレイもあったが体をしっかりと張っていた。
MF小林5.5 システムの問題もあるがやや相手に押された。
エジミウソン6.5 相変わらずの運動量で王者に立ち向かった。
藤田6 よく相手の攻撃を止めたけれど、攻撃への貢献が少なかった。
鈴木5.5 このチームの、この面子であれば期待は大きく掛かるが決定的な仕事は出来ず。
金崎5.5 守備では大いに働き、随所にアイデアも見せたが、味方との息が合わないことが多かった。
FWウェズレイ5.5 堅いアントラーズディフェンスをこじ開けられなかった。
曽ヶ端をかわしたシーンはうまかったが。
高松5.5 なかなかヘディングも勝てず。
交代選手
家長5.5 惜しいチャンスも作ったけれど、彼の能力からしたらまだまだ。
森島は略。
アントラーズ
GK曽ヶ端6 ウェズレイにかわされたシーンは危なかった。
DF内田6.5 貴重な、重要な先制・決勝ゴールを決め、要所で重大な仕事。
岩政6.5 高松に勝利。興梠を狙った裏へのパスも良かった。
伊野波6.5 カバーリングやインターセプトなど読みを活かしたプレイ。
新井場6 チャンスを演出&守備でも強さを見せたが、もっと走って欲しい。
MF青木6 美しき〜ドナウ
中後6.5 注意深く走りアタックし続け、時には前線を追い越して走っていた。
本山6 絶品のスルーパスも見せた。しかし、やはり彼ほどの技術がありながら得点が少なすぎるのではないか。このゲーム、そして今シーズンに限ったことではないけれど。
野沢6 途中で代わることになったが、アイデアを見せた。
FW興梠6 もっともっと良い動きが出来るはず。性格のせいか、シュートが素直すぎる。
マルキーニョス6 チャンスメイカーとして動き回り、守備でも貢献。
交代選手
増田6 ゲームの流れに乗った。個人的には甘さが目立つ選手と思っていたけれど、良い表情をしていて、プレイも大人のそれになってきたように感じる。
田代、船山は略。
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