サプライズはなし。
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ブダペスト二郎
2008年01月31日 01:05 visibility75
予定していなかったが
急に行ける事になったため当日券を手に入れて
国立競技場で、久しぶりの生観戦。
何はともあれ、イビツァ・オシムが観戦に来て、
ハーフタイムに、コメントが紹介され、彼の姿がビジョンに映されたとき、
それが最も印象的なシーンだった。
オシムなら「私よりもフットボールを見ましょう」と言いかねないかも知れないが、それでも、少なくとも私にとっては重要なことであった。
ゲームは、岡田監督がコメントしていたように、
そうである必要がないときにワンタッチパスを綺麗に回そうとし過ぎるきらいが相変わらずあった。
結果的に全得点に絡んだ山瀬、及びゴールはなかったがアイデアと技術を見せた大久保、遠いところを見てパスを出していた憲剛らが絡むとチャンスになった。
例えば、野球において、チェンジアップという球が近年最も重要な球種になっているように思うが、サッカーにおいてもチェンジオブペースというのは相当に重要な要素だろう。ワンタッチパスは見ていて気持ちが良いけれども、3本つないだら良い、4本つないだら感嘆、5本つないだら脅威、6本つないだら感動、と言えるものの、プレイの数だけミスの確率は増え、すばやいパス交換は相手も読みづらいが、常にリズムが変わらないようではむしろ効果が薄れる場面も増えてくる。サッカーはゴールの数によって勝敗が決まるゲームであるから、どれだけゴール(シュート)に結びつくプレイであったかを鑑みると、
特に前半はシュートの少なさからして、とても良いゲームとは言い難い。
以下個人採点
GK楢崎6 あぶないシーンはほとんど無かった。
DF内田6 ミスも多かったけれどもチリ戦に比べて随分良くなった。まあしかし、彼のポテンシャルからすると不満。
中澤6.5 今年最初のフル代表ゴール!DFでは大きい相手だったがきっちりと競っていた。
阿部6 一度裏を取られた前半のシーンは猛省すべし。
駒野5.5 よく動いたがミスが多かった。
MF啓太6 まだ回りの選手を自分に良いように動かしきれていない(?)。危険を察知したポジショニングは本当に良い。
憲剛7 浮き球のスルーパス、それからサイドチェンジ、とほとんどのチャンスに絡んでいるはずだ。
遠藤6 攻守にしっかりと仕事をしていたが、彼がしてはだめというパスミスが何度かあった。
大久保6.5 ナイスアシスト。守備でもポイントで活きていた。
FW巻5.5 ある程度持ち味は出していたが。
高原6 チリ戦よりは随分良くなっていた。
交代選手
山瀬7.5 3点に絡んだらこの点数は必至。
今野6 パスミスも合ったが攻守に絡んできた。
羽生と藩戸は略。
ファアプレイフラッグだかなんだか、アピールするコーナーで
敬愛するモン子さんらしき方が写されていた気がするが本物だろうか?
もう酔っているので最後に一つ。こういう意見はすでに出ているとは思うけれども、憲剛が絡むと絡まないとで大きな違いが出るようだ。中盤をダイヤモンドにするなら1回憲剛が中心となってミランのピルロを見習った、システムの変更があっても良いように思う。
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