これで終わり、じゃない

終始浦和レッズさんを、まるで被害者であるかのように


扱う報道に驚いていますが、所詮日本のメディアなんて


こんなものですよね。


 


浦和の同点ゴールは


李のラグビーのようなタックルによるところが大きいですが、


あれはラグビーでやったところでファールです。


 


さて、何度も何度も書いてはいますが


浦和レッズは当事者です。ある意味加害者とも言えます。


都合によって“We”の構成員が変わるようなので、


今回は「一部」を除外したうえで、被害者のように


振舞われているようですが。


 


そして、エスパルスは完全なる被害者です。


サッカーファミリー、Jリーグの構成員としては


当事者ではありますが。


 


ここには、絶対に違う立場の差があるはずです。


去年の2戦で起きた「出来事」を考慮しないとしても、です。


 


さて、生まれ変わる際の「お葬式」に強制参加させられてしまって、


浦和が1年“留学”している間もずっとJ1で戦い続け、


色々なものをつないできたのはエスパルスなんですよ。


MDPなんか知りません。


当事者として、加害者として、制裁を受けた身として


我慢も謝罪も反省や、いろいろなものが制限されるのも当然です。


 


それに付き合わされただけのエスパルスに対して、不当に


我慢を強いられたエスパルスのサポーターに対して、


あまりにも配慮のないコメントや報道が多すぎます。


 


結局酒盛りしながら騒いでるレッズサポを取材して


美談に仕上げるんですか?泥酔状態でおこした去年の


エコパでの行いも、今回の処分では触れられてるんですよ。


普通の神経なら、集まるなとは言いませんけど、酒はなしでしょ。


悪いのはごく一部で、毎度毎度悪いのは、ごくごくごく一部の・・・って


いい加減にしてくださいよ。その体質、その考えが


毎度毎度こういう問題を起こしてるんでしょ。


 


レッズがファミリーだっていうなら、We Are REDSだって言うなら


みんなでちゃんと、反省しなさいよ。居酒屋で酒盛りしながら


騒いでる連中の姿を見せられて、「スタジアムで見たかった」という


コメントを聞かされて、純粋な“被害者”がどう感じるか、どう思うか


全く考えちゃいないんですよね。


 


「お前らも他人事じゃない」「Jの一員だろ」というなら


「お前らこそ他人じゃない」「We Are REDSなんだろ」と


言い返してやりたい。


 


レッズは電話で謝罪して終わりですか?


お金出すのを申し出るのなら、最低でもエスパルスの公式サイトに


お詫びコメント出して下さいって申し出ないと。それくらいはしないと。


 


今日の試合で、全てが終わったわけじゃない。


やったことが消えたわけでも、みそぎが済んだわけでもない。


こっちだって、いつまでも、何度も言いたくはない。


フロントが大人の対応してるからって、調子に乗らないでいただきたい。


 


浦和レッズが、


一部だろうがなんだろうか、


浦和レッズという


Jで随一の態度とマナーと素行の悪さを誇る


観客とトラブルとゴミの量がビッグなクラブが


今回、そしてこれまでに、エスパルスやJリーグや


日本のサッカーに対してしたことは


こんな茶番の無観客試合と、


全く誠意の見られないポーズの自粛と、


年間予算の数%程度の損失で


済むはずがない。


 


チェアマンの行動を評価するだけの報道ですが


初動の遅さ、制裁の軽さとエスパルスに対する配慮のなさ


視察もしない無責任さはどこにいったんでしょう。


 


今までのひどい「制裁」よりは、まだ制裁らしくなった


数か月かけずに、数日で処分できたというだけ。


村井さんが偉いのではなく、これまでのチェアマンが


ひどすぎただけです。


 


絶対に、あのクラブは生まれ変われません。


タオルマフラーを作った女性や、


自宅観戦してた小学生には申し訳ないけど、


それが「美談」のように報道されてるこの国で


自分たちの置かれている立場や責任を


きちんと理解できているとは思えないからです。


 


これで終わりじゃない、んだけど


なんか、大切なものの終わりが始まった気がします。

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