ヒデという存在

“目の上のたんこぶ”は、なくなって初めて

実は自分を守る傘でもあったということに気づいたりする。

もう「ヒデさんが〜」って、責任を逃れることはできない。

優しいだけでは進歩はないし、進歩しなければ戦いには

勝つことができない。

 

いまヒデの引退をおおっぴらに、もしくはひそかに

喜んでいる人たちは、まだ本当の意味に気づいていないのだろう。

 

いま心配しているのは、残された“王子様”たちのこと。

これまで“王様”が受け止めてくれていたものを全て

ひ弱な“王子様”たちが、受け止めることができるのか。

たくさんのCMに出たところまでは一緒でも

彼らのプレーからは、何も伝わってはこない。

 

ただうまいだけじゃ、「うまいねぇ」で終わり。ヒデという選手には

それ以外の、それ以上の「何か」があった。ジーコと、メディアに

甘やかされて育った“王子様”たちには、それはない。

ただ、たまーに「うまいなぁ」って思うだけ。ただ、それだけ。

一番気づかなきゃいけない人たちが、たぶん一番気づいていなさそうで。

そこまで、ヒデにやらせちゃいけないし、するべきでもない。

このまま気づかないのであれば、しょせんその程度の選手であるということで

それでも代表に呼ばれ続けるのであれば、しょせんその程度の

代表チームであるということ。監督が変わって、“王子様”たちが

外されでもしたら、また大騒ぎになるんだろうな。 4年間自由に

やった結果が、あんなもの。総入れ替えしたっていいくらいなのに。

ここでも一番気づかないといけない人たちは、気づいてなさそう。 

 

“王子様”たちは、決断もできない。緊張感もない。

ほんと、心配だなぁ。。。

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