答辞
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島津虎史
2022年03月11日 20:47 visibility126
今年はほとんどブログを書かないままこの日を迎えることになりました。
11年。
私は早いと感じてしまうのは、あの地を離れ、実家のある静岡にいるからだと思います。
中学校の教員である私は毎年幸せな卒業式を目の当たりにします。
昨年は3年担任として、今年は授業に行かせてもらった子たち。
卒業式を迎えるための準備をしている中、今日、気仙沼階上中学校の答辞を11年ぶりに観ました。
あの日あの時あの経験をした人にしか話せない答辞。
「生かされてたものとして顔を上げ、常に思いやりの心をもち、強く、正しく、たくましく、生きていかなければいけません」
私にはこの答辞を読むことはできませんが
伝えることはできます。
それがあの日を経験した者のすべきことだと思っています。
「どんな人にも生きてることには意味がある」
私が大切にしている言葉です。
私も意味のある生き方を。
忘れてはいけないあの日の経験を伝えていきます。
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- 事務局に通報しました。
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