ピックアップレジェンドサッカープレイヤー　No.262

高桑　大二朗（たかくわ　だいじろう）

国籍　日本

生年月日　1973/8/10

出身地　東京都世田谷区

身長/体重　190cm/82kg

ポジション　GK

利き足　右

代表デビュー　2000年10月20日カタール戦

主な出場大会　なし

 

プレースタイル

恵まれた体格を活かした守備範囲の広さと的確なコーチング能力を武器としている大型ゴールキーパー

 

経歴

小学校の時は軟式野球をやっていたが、小学校6年の時に父親の都合で愛媛県松山市に転校すると、中学校に野球部が無かったためサッカー部に入部。その後中学3年の時に東京に転校した後もサッカーを続け、中学卒業後は日本大学高校へ進学。ここでは全国大会出場の経歴は無く無名の存在だったが、関東大会での試合で当時日産ＦＣ（後の横浜Ｆ・マリノス）の監督を務めていた清水秀彦氏に見出され、高校卒業後は横浜マリノスに入団。

 

横浜マリノス時代は怪我が多く、入団当初は日本代表でもあった松永成立が絶対的守護神として君臨しており、その後は2年後輩の川口能活が松永からレギュラーを奪って台頭したため、出番も殆どなかった。1996年8月より鹿島アントラーズへ期限付き移籍すると、1997年に完全移籍。1998年には佐藤洋平の負傷中に正ＧＫに定着し、2000年にはリーグ戦30試合に出場してチームの三冠獲得に貢献。自身も同年のＪリーグベストイレブンに選出された。また同年に行われたアジア杯グループリーグ最終戦のカタール戦でＡ代表デビューを果たした。

 

その後、試合中の怪我もあり曽ヶ端準に正ＧＫの座を奪われ、2002年には東京ヴェルディ1969へ期限付き移籍。当初は正ＧＫであったが、Ｊ1第14節広島戦以降は高木義成にその座を奪われて2003年からはベガルタ仙台へ移籍。移籍後は小針清允と激しい正ＧＫ争いを繰り広げ、2003年はシーズン途中で正ＧＫの座を明け渡したが、Ｊ2に降格した2004年は正ＧＫの座を奪取し、2006年途中まではその座を保った。ところが、7月に行われたＪ2第27節東京Ｖ戦でかつて正ＧＫを争った高木にゴールキックから直接ゴールを決められ敗れて以降、再び小針にレギュラーを奪われ、シーズン終了後に退団。2007年には10年半ぶりに横浜Ｆ・マリノスへ復帰したが、マリノスでの公式戦出場は2007年の2試合のみにとどまった。2009年は徳島ヴォルティスに所属し、同シーズン終了後、現役引退を発表した。

 

2010年からは横浜Ｆ・マリノスの下部組織のＧＫコーチ（追浜のジュニアユース及びプライマリー担当）を務め、その傍らで東日本放送にてベガルタ仙台戦の解説を務めている。2016年から2021年までは年代別代表のＧＫコーチを務め、2022年からは2年間川崎フロンターレのＧＫコーチを務め、2024年3月にはエリース東京FCのアドバイザー兼ＧＫコーチに就任。同年4月には自身が代表を務めるサッカーアカデミー「アグラレス サッカーアカデミー」を新百合ヶ丘と新横浜で開校した。

 

代表記録：1試合

 

皆さん、こんばんは！

今日は選抜甲子園が終わり、なんと健大高崎が選抜初優勝を飾りました！

ここでまた新たな歴史を作ることができた健大高崎ですが、本番はここからぜひ夏の甲子園でも見てみたいと思います！

今回は引退選手の紹介でかつて鹿島や仙台などでプレーし、Ａ代表経験もあるＧＫの高桑大二朗氏です！

 

高桑氏は小学校の時は主に軟式チームで野球をやってなんと「4番・投手」としてプレーし、本人も周りもこのまま野球を続けるものだと思っていました。

しかし、転校先で野球チームが無く、先生が進めるままに走り高跳びを行い、なんと市の大会どころか県大会でも優勝するなど持ち前の身体能力を発揮していました！

 

その後中学校でも野球部が無く、周りの影響もあってサッカー部に入部し。ここからいろいろともがきながらも成長していきました！

結局高校では全国大会出場が無く、無名の存在でしたが、関東大会の試合を見に来たマリノスの清水監督にスカウトされて、プロに入ることができました！

 

マリノスでは怪我が多く、松永成立や川口能活の存在もあって出場機会がありませんでしたが、鹿島へ移籍すると出場機会を得て、特に2000年にはチームの3冠達成に貢献し、自身もベストイレブン受賞や代表デビューを果たしました！

 

その後東京Vや仙台、マリノス、最後に徳島でプレーし、2009年に現役を引退しました！

 

引退後は数々のクラブでGKコーチをしたり、いまではサッカースクールを開校しています！

ぜひ一人でも多くの優秀なゴールキーパーを育ててもらうことに期待したいと思います！

 

頑張れ！高桑！