ピックアップアクティブベースボールプレーヤー No.279

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    2024年04月18日 23:28 visibility134

東浜 巨(ひがしはま なお)

国籍 日本

生年月日 1990/6/20

出身地 沖縄県うるま市

身長/体重 183cm/78kg

ポジション 投手

投球・打席 右投右打

プロ入り 2012年ドラフト1位

主な獲得タイトル 最多勝利(2017年)

 

選手としての特徴

最速152km/hのストレートとスプリットのように変化の大きいツーシーム、球速の違う数種類のスライダー、カットボール、カーブの組み立てで打たせて取るピッチングを主体とする右腕。打者のタイミングを外す投球術に長け、試合中の修正能力も高い。

 

経歴 

小学校2年の時に野球を始める。与勝中学校では軟式野球部に所属し、中学3年の夏に県大会優勝、九州大会3位とエースとしてチームを牽引した。沖縄尚学高校では1年の春からベンチ入りし、3年春のセンバツでは5試合で41回を投げて防御率0.66と安定したピッチングで、同校を9年ぶりの優勝に導いた。高校卒業後は亜細亜大学へ進学。するとここでは1年の時には新人賞を受賞。以降、最高殊勲選手2回、敢闘賞1回、ベストナイン投手部門4回と東都大学リーグを代表するエースとして活躍し、4年の時には亜大で初めて投手として主将に就任した。また大学日本代表にも何度か選出されており、日米大学野球選手権大会は第37回(1年夏)と第38回(3年夏)に出場した。また、東都リーグ通算完封は新記録として最終的に22を記録した。

 

大学卒業後は福岡ソフトバンクホークスにドラフト1位で入団。プロ1年目から二軍では結果を残していたものの、一軍では入団後3年間で6勝にとどまるなど目立った活躍ができなかった。2016年には開幕ローテーションから外れ、二軍スタートとなった。それでも二軍では4試合に登板し、防御率0.90と好投し、その活躍が認められて4月に一軍へ昇格。すると昇格後は先発ローテーションに加わり、同年は23試合に登板(先発は20試合)で9勝(6敗)を挙げ、防御率は3.00だった。

 

2017年には主に甲斐拓也とバッテリーを組み、開幕から先発ローテーションの一角を担った。その後負傷離脱した和田毅に代わってエースとなり、同年は自己最多の24試合の登板し、160イニングを投げて16勝を挙げ、菊池雄星とともにパ・リーグ最多勝に輝き、チームの2年振りのリーグ優勝に貢献。楽天とのクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦と、横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズ第2戦と第6戦に先発登板。自身の勝ち星は無かったが、2年振りのチームの日本一奪還に貢献した。

 

2018年になると前年の活躍もあり開幕から先発ローテーションの一角を担っていたが、5月に「右肩関節機能不全」によって約2ヶ月間の離脱。復帰以降は6勝無敗の活躍をみせたが、同年シーズンは、上記の怪我での離脱もあり、17試合の登板で7勝5敗、防御率3.32の成績にとどまった。それでもポストシーズンは、クライマックスシリーズでの日本ハムとのファーストステージ第3戦と西武とのファイナルステージ第4戦に先発投手として登板。広島東洋カープとの日本シリーズでは、10月31日の第4戦に先発登板し勝利投手となり、チームの日本一連覇に貢献した。 しかし、2019年になると前半戦で7試合に先発し防御率6.37と乱調。5月23日に股関節の張りで出場選手登録を抹消され、6月5日には右肘の手術を受けた。ポストシーズンでの復帰もかなわず、そのままシーズンを終えた。

 

2020年はコロナで開幕は遅れたものの、開幕投手を務め、6月に行われたロッテ戦では勝ち負けはつかなかったものの5回2安打無失点と好投を魅せた。7月3日の日本ハム戦では424日ぶりの一軍勝利を挙げた。その後首の張りで登録抹消となり、惜しくも規定回数到達は叶わなかったが、19試合登板で9勝2敗、防御率2.34と好成績を収め、チームの3年ぶりのリーグ優勝に貢献した。しかし、2021年は右肩の不調や不安定な投球が続いたこともあり、同年は4勝にとどまった。

 

2022年には開幕ローテーション入りし、開幕2試合目の日本ハム戦では7回2失点の好投でシーズン初勝利を挙げた。5月11日の西武戦ではノーヒットノーランを達成し、9月12日の西武戦では5年ぶりとなるシーズン2桁勝利を達成した。同年は9月に全4試合先発して6回持たずで降板したこともあり、規定投球回に7イニング足りなかったものの、10勝6敗、防御率3.11という成績を残した。2023年には2年連続で開幕ローテーション入りを果たしたが、同年は不振による二軍降格もあり、17試合での先発登板で6勝7敗・防御率4.52という成績に終わった。

 

2024年も開幕ローテーション入りを果たし、4月12日の西武戦では7回2安打1失点と好投してシーズン初勝利をマークした。

 

プロ通算成績(9年):162試合登板 69勝42敗 756奪三振 防御率3.33(2023年シーズン終了時点)

 

皆さん、こんばんは!

今回も野球選手の紹介でソフトバンクで今シーズン巻き返しを図る沖縄県出身の本格派右腕・東浜巨投手です!

 

東浜投手は過去に最多勝を挙げたり、シーズン通して先発ローテーションを守った年は何度かありますが、規定投球回に到達したのは最多勝を達成した2017年のみと意外な結果!

ただ原因としては好不調の波の激しさや、終盤のスタミナ不足による早期降板が多いことが挙げられると思います!

 

昨年は不安定な投球が続き、防御率4.52に終わっただけに今年はシーズン通して安定感ある投球を見せて、ぜひ2桁勝利と規定投球回数到達を果たしてほしいところ!

 

そのためにも東浜投手には明日行われるオリックス戦でしっかりと先発の役割を果たして、チームを勝利へと導いてほしいと思います!

 

頑張れ!東浜!頑張れ!ホークス!

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