ピックアップレジェンドサッカープレイヤー　No.295

青山　敏弘（あおやま　としひろ）

国籍　日本

生年月日　1986/2/22

出身地　岡山県倉敷市連島町

身長/体重　174cm/73kg

ポジション　MF（DMF）

利き足　右

代表デビュー　2013年7月21日中国戦

主な出場大会　W杯（2014年）

 

プレースタイル

運動量豊富で危機察知能力に優れ、献身的な守備でピンチの芽を摘むボランチ。また思い切りの良い判断から繰り出される正確なロングフィードで攻撃を組み立てることもできる。

 

経歴

5歳の頃からサッカーボールを蹴り始め、小学校1年の時に地元のクラブチームである川鉄ＳＳでサッカーを始める。中学時代にはハジャスＦＣに所属し、1期生としてプレーした。作陽高校では2年の時にボランチのレギュラーに定着。しかし、同年の全国高校サッカー選手権大会・岡山県大会では決勝でＶゴールを決めるが誤審でこのゴールを認められずＰＫ戦の末に敗退。この誤審は「幻のゴール」として話題となった。高校3年の時には特別指定選手としてサンフレッチェ広島に選手登録され、全国高校サッカー選手権大会にも出場した。

 

高校卒業後はサンフレッチェ広島に入団。プロ1年目となる2004年の4月に行われたナビスコカップ第2節・横浜ＦＭ戦で公式戦初出場初得点を記録。しかし、その後左膝前十字靭帯断裂などもあり出場機会が訪れず。しかし、2006年6月にミハイロ・ペトロヴィッチが監督に就任し、ワンボランチとして起用されるようになり、同年8月にはリーグ戦初得点を記録。2007年には北京五輪アジア予選メンバーに選ばれ、試合にも出場したがその試合で大怪我を負い、リーグ終盤および入れ替え戦を欠場。結果広島はＪ2へ降格。2008年には北京五輪代表のメンバーから漏れたが、ダブルボランチの一角として安定したプレーを見せ広島のＪ1昇格に貢献した。

 

2009年には引き続き主力として試合に出場しリーグ戦4位の躍進に貢献。だが同年11月に左膝内側半月板の縫合手術を行い、2010年のシーズン序盤は欠場したが、復帰後はレギュラーとして試合に出場。2011年には日本代表候補に選ばれた。2012年には広島のＪ1初優勝に貢献し、自身初のＪリーグベストイレブンを受賞し、2013年もチームの主力として活躍しＪリーグ連覇に貢献。また同年7月には代表デビューも果たした。2014年にはキャプテンに就任し、一方代表ではブラジルＷ杯日本代表にも選出されグループリーグ第3戦・コロンビア戦では先発出場を果たした。

 

2015年にはリーグ戦だけでなくチャンピオンシップでも持ち前のパスセンスでゲームメーカーとして存在感を示し、同年はＪリーグＭＶＰ・チャンピオンシップＭＶＰ・Ｊリーグベストイレブンを受賞した。翌年以降もボランチのレギュラーとして広島を支え、2018年ロシアＷ杯に臨む日本代表のメンバーの候補にも入っていたが、右膝の怪我により本大会メンバー入りならず。同年8月に広島でも指揮を執った森保一体制の初陣のメンバーに選出され、9月に行われたキリンチャレンジカップ対コスタリカ戦ではキャプテンとして出場。2019年1月にはAFCアジアカップ2019のメンバーに選出され、グループリーグ第3戦のウズベキスタン戦でキャプテンマークを巻いてフル出場。しかし、大会途中に怪我のため途中離脱となった。

 

2022年にミヒャエル・スキッベが監督に就任すると大幅に出場機会が減少。7月に行われたJ1第21節湘南戦では森崎和幸が記録するクラブのJ1出場最多試合記録430を更新する431試合出場を果たした。2024年10月には同年シーズン限りで現役を引退することを発表。引退を決めたことから、ホーム公式戦としては最後の試合となったAFCチャンピオンズリーグ2の1次リーグ第6節・東方足球隊戦に先発出場。同試合では同点弾を決めてホームでのラストを飾った。リーグ最終節のガンバ大阪戦ではベンチ入りしたものの出場はなかったことから、この試合が現役最後の試合となった。

 

引退を記念して、2002年に行われゴールが誤審で認められなかった、全国高校サッカー選手権岡山県予選決勝と同カードとなる、作陽高校対水島工高でのOB戦が開催され出場した。

 

代表記録：12試合1得点

 

皆さん、おはようございます！

早速ですが、今回は引退選手を紹介していきたいと思います！

今回はサンフレッチェ広島一筋21年でプレーし、今年現役引退を発表した青山敏弘氏です！

 

青山氏は高校時代に幻のVゴールを決めるなど悲劇もありましたが、広島に入ってからはボランチのレギュラーとしてクラブ初となるリーグ優勝や連覇を果たし、日本代表にも選ばれてW杯に出場するなど国内トップクラスのボランチとして大活躍しました(*^▽^*)

 

ただスキッペ監督になってからは出場機会が減少し、今年の10月に現役引退を発表しました。

青山氏、21年間の現役生活お疲れ様でした！

今後はまだ未定ですが、将来はサンフレッチェ広島の監督になってリーグ優勝をしたいという目標を持っているみたいです！

 

今後の青山氏の活躍に期待です！