気持ちと気持ちのぶつかり合い!!
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うじ
2019年08月24日 17:54 visibility277
サッカーとは気持ちと気持ちのぶつかり合い!
勝つことがあれば負けることもある!
勝敗にかかわらず、全力で戦う選手たちの姿が感動を呼ぶのだ!
2019年J1第23節の湘南VS鳥栖は、まさにそんなゲームだった。
チョウ・キジェ監督のパワハラ問題で揺れる湘南。
J1残留争い鳥栖。
2-1で鳥栖リードで迎えた後半10分~30分は完全に湘南のペースだった。
湘南の運動量、ガッツ、サポーターの雰囲気に押され
試合を支配。
鳥栖はクロスボールを入れられると、なかなか競り勝てず
苦しい展開。
そんな中、コーナーキックから湘南DF坂が打点の高いヘッド!
これは鳥栖の金井がゴールライン上でかろうじてクリアするも
こぼれ球を古林が押し込み同点!!
これで完全に流れは湘南!
後半途中から出場の岡本が右サイドでチャンスを作る。
もっとも危険だったのは、岡本が低くて速いクロスをゴール前に供給し
FW11山崎が後方から突っ込んだ場面。
DFラインとGKの間に入った危険なクロスだったが
鳥栖右サイドバックの原が中央に絞り
スライディングで体を張ってブロック!とても気持ちのこもったプレイだ。
この場面だけでなく、ヘッドの競り合いでも少しでも体を寄せるプレイや
GK高岳の集中したセービング。
FW金崎の、数人に囲まれても少しでも前に行く姿勢。
この気持ちのこもったプレーがあれば、流れは次第に変わる。
少しずつ、一方的な展開ではなくなっている。
湘南も、ガッツのある攻撃。「負けられない気持ち」をもって仕掛けていた。
このぶつかり合いは本当に見どころがあった。
次第に鳥栖もゴール前でチャンスを作るようになる。
金崎のクロスから福田のヘッドなど、決定機もあった。
2-2で迎えた後半50分だった。
途中出場の小野裕二がサイドでボールを持つと、中央へクロス。
待っていたのは豊田。
この選手が難しい体勢ながらもヘッドでボールをそれせると
ファーで待っていたのは金井!
オフサイドライン ぎりぎりで抜け出し、ゴール!!
真夏の消耗戦に決着をつけた!!
この試合は見どころのある、感動的なゲームだった。
湘南、鳥栖の両チームに拍手を送りたい。
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