
春季大会埼玉県南部地区予選その1
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多田野観客
2009年04月26日 21:20 visibility87
結果 大宮工4-3浦和北
春季大会南部地区予選の初戦となる試合。
運悪くこの試合の勝者の次の相手は埼玉栄。
県大会進出は難しくなるため、この試合だけでも勝っておきたいところ。
ところがふたをあけてみると両チームで9エラーという締まりのない試合になってしまった。
浦和北の先発は鈴木拓。
去年は2年生エースとして背番号1を背負ったが、
制球に欠け何度も四球でランナーを背負っては野手に助けられている印象があった。
一冬越してどう変わったか見たかったのだが、
制球の悪さは相変わらず。
どうしてもボールが先行してしまう。
2回にはフルカウントから先頭の庄司を歩かせると、
続く吉田にきっちり送られ、
次の栗原隆にライトオーバーのタイムリーツーベースを打たれて早くも失点してしまう。
その後の五十嵐にもストレートの四球を与えてしまうが、
ここで気持ちを入れなおしたのか後続を連続三振に切ってとる。
4回には左中間へのツーベースとレフトのセカンドへの悪送球で一死三塁のピンチになるものの、
浅いセンターフライと三振で無失点。
さらに5回にもヒットと四球で一死一二塁とランナーを背負うものの、
ライトフライと牽制でこれまた無失点。
鈴木拓は5回までなげたところで、あとを山口に任せる。
その山口、6回7回は三者凡退だったものの、
8回に一死からショートエラー、ライト前ヒット、サードエラーと満塁のピンチを招いてしまう。
ここで5番庄司がスクイズ成功。2点目を失ってしまう。
打線の方は大宮工先発五十嵐の前にランナーはだすものの、
ダブルプレーや牽制死など拙攻でなかなか得点できず。
しかし2点差となった8回裏、一死から四球、レフト前ヒットでチャンスを作ると、
二死になってから打席には前の打席でポール際にあわやのファウルを放った勝谷。
0-1からの2球目を引っぱって右中間を真っ二つの2点タイムリーツーベースで土壇場で同点に追いつく。
しかし延長に入った10回表。
先頭の水沼をストレートの四球で歩かすと、続く三田部にはセンター前ヒットを打たれてしまう。
その打球をセンターが後逸している間に一塁ランナーがホームイン。
バッターランナーにも2塁へと進まれてしまう。
4番5番は内野ゴロで打ち取ったものの、
続く6番吉田の打球をショートが悪送球。
内野ゴロの間に三進していたランナーがホームインしてこの回守りのミスで2失点。
その裏にヒット、盗塁、ヒットで一三塁のチャンスから1点を返すもののそれまで。
勝谷が三振に倒れてゲームセット。
どちらも守備が非常に拙く、これでは栄には勝てないと思ったのだが、
案の定敗退していた。
ただ0-2というロースコアだったのは意外だった。
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