
チーム運営にあたっての考察 〜その2 ダウンタウンボーイズ〜
-
-
Cadenza代表・清水
2015年02月14日 14:27 visibility464
その1では、私が最初に所属した草野球チーム「ペンギンズ」の運営方法などを書きました。
http://labola.jp/diary/916025005 ←その1の日記
今回は私が昨年まで所属していたダウンタウンボーイズ(以下DB)について、そして今まで所属してきたチームの長所・短所を見極めつつ、Cadenzaの運営にどうやって活かすかを考察していこうと思います。
―DBへ入団―
ペンギンズが消滅したあとの一年間は、他のチームの助っ人に行く程度で、わずか5試合の出場に終わりました。
しかし、翌年にドリームカップに所属しているDBにペンギンズの監督だったTさんが入団していたので、自分もそのつてで入団させてもらいました。
同年、もう一人ペンギンズから入団が決まりました。
―DBでのチーム運営と私の役割―
特に所属球団がなかったということもあり、多少なりともDBの監督であるEさんに拾ってもらったという気持ちを持っていたので、入団当初からチームの運営には積極的に協力していました。
一例としてSNSのmixiにてコミュニティを作ることを提案し、試合結果のアップや予定の記載、メンバー募集などを管理人としてやっておりました。
さらに人数が足りない時は、助っ人の要請もしておりました。
主に助っ人は高校時代のチームメートや、今まで自分が助っ人に行ったチームのメンバーに来てもらうという形がメインで、時々このLaBOLAでも募集をかけていました。
助っ人というのは「持ちつ持たれつ」だと思うので、当然私も予定が空いてさえすれば助っ人には積極的に行きますし、予定をずらして助っ人に行くこともしていました。
もちろん上記のことは、「チームのために」という想いから率先していたことでしたが、2009年、2010年とメンバーが揃わないことが多く、二年連続で負け越しました。
2010年は自分がほぼ毎試合助っ人の手配をしていたので、翌年の開幕を迎える前に監督に「メンバー募集はしないのですか?」と聞きました。
すると「やるならやってもいい」というようなニュアンスで返事が返ってきました。その辺りからこのチームに対する愛着に少々疑いを持ち始めました。
しかし新規にメンバー募集をしないことには、2011年以降も毎試合助っ人を確保することになってしまうだろうと思ったので、LaBOLAでメンバー募集をしました。
すると3名の方から応募があり、一回目の練習参加で入団を決めてくれました。
そこからしばらくは助っ人を募集する必要はなくなり、チームの運営も円滑に行われていたと思いました。
しかし2013年シーズンの中盤、LaBOLAで募集したメンバーが、とある理由で一人退団し、さらに秋には仕事の異動でもう一人退団となりました。
この辺りからまた人数が足りなくなり、2013年シーズンの残り5試合はすべて私が助っ人を確保するという状況でしたが、何とかすべての試合を消化して優勝という結果も得られました。
自分の成績的にはそれほど褒められるものではなかったものの(32打数9安打6打点、打率.250。 3勝0敗 防御率3.50 失点率5.83)私が手配した助っ人のおかげで試合が出来て優勝ができたという自負もあったので、自分としてはチーム内の貢献ポイントは高いだろうと考えていました。
―チーム方針が不明瞭だったのでは―
しかし、どこかチーム内に「清水が助っ人を呼んで当たり前」というような風潮になっているように感じたし、感謝されているような雰囲気もほとんど感じられませんでした。
もちろん感謝されるためにやっていたわけではないし、見返りを求めて行動したわけではありません。
しかしこの頃から、もう少し私が希望する打順を打たせてくれてもいいのではないかという不満が鬱積してきました。
ついにはチームメートであるMさんと、あるプレーに関して軽くSNS上で口論となりました。
原因は、Mさんが1番打者で私が2番打者だった試合で、私が出塁した際には盗塁をするまで打たずに待っていました。
しかし追い込まれるまで盗塁を仕掛けないので、三振は避ける為にチームバッティングをして進塁打を打ちました。
私はそのプレーに対してチーム内での評価はほぼ皆無だったこともあった上に、「盗塁しないんだから好きに打てばいいじゃん」と言われたことで、「好き勝手に打てる1番は羨ましいですね」と腹を立ててしまいました。
しかしその後は少し反省しました。
冷静に考えると状況的に盗塁死をしてはいけない場面でもあったので、慎重になるのは仕方がないかなと思いました。
とは言え、この時点で私のチームに対する不満はピークに達してしまいました。
2012年シーズンには、シーズン最後の試合であと1本の本塁打、1つの打点で両方のタイトルを獲れるかもしれないという状況だったにも関わらず、私はいつもの2番。
それに対し、出席率が50%あるかないかのメンバーが4番打者。もちろんそのメンバーは打力があるのは認めますが、私は「いつかタイトルが獲りたい」と公言してきたし、こんなチャンスは滅多にないので、この日くらいは打順での優遇(クリーンアップ)があるかと考えていましたが、打順の発表があった時はかなりガッカリしてしまいました。
この試合、ボロ負けさえしなければチームの目標であった3位入賞が果たせるという試合でもありましたが、結果は最悪のボロ負けで4位。
結局、この試合は2打数1安打1四球でした。得点圏で打席が2度回ってきましたが、四球とレフトフライ。
打点王を逃したことは、1回のチャンスを仕留められなかった私にも責任はありますが、ここまで何年もチームの運営に貢献してきた自負があるので、せめてこの試合だけでもクリーンアップには入れて欲しかったと思っています。
もちろん自分に長打力がなかったり、チャンスに滅法弱ければクリーンアップになれなくても仕方がないと思えますし、チーム方針として完全に実力主義であることが分かっていれば納得がいきましたが・・・。
しかしのちに考え直したことですが、恐らくEさんはそこまで深く考えていなかっただろうなと思えてきました。
ある程度打順が固定化し、自分が2番に入ることでハマりが良くなることも理解していました。さらにはもっと自分に打力があれば常にクリーンアップを打っていたんだろうなとも思いました。
―チーム方針の明確化と運営への貢献でプラスの評価を―
さて、ここまで少々愚痴っぽくなってしまいましたが、以上の私の経験を踏まえてCadenzaでは、成績の良し悪しだけでなく、出席率やチーム運営に対する貢献度なども含めてメンバーを評価していきたいと考えました。
先日、メンバーには以下のように起用の方針などを伝えました。
~以下転載~
1、 起用のベースは「実力」や「成績」
私が打順を組む上で考えているのが「実力」や「成績」などを中心にというのがベースとなります。
打順は「線」とならなければならないし、ヒットが出なくても1点が取れるような打線であれば相手チームも脅威を感じるでしょう。時には犠牲になってでもランナーを進めるという意識も必要になってくると思います。
先日の試合ではサインプレーはやりませんでしたが、どうしてもランナーを進めたいときはバントのサインも出すと思います
しかし、基本的にはそこまで細かい野球を求めようとも考えていません。
しかし上記の「実力」「成績」だけで打順を決めようとは思っていません。あくまでもベースとして考えており、むしろ以下の要素もかなり重要な要素だと思って頂いて結構です。それでは上記以外の要素を以下に記します。
2、 出席率、遅刻の有無
例えばAという選手が、実力があって成績も残しているとします。しかし出席率は半分以下だとします。
本来勝利を求めるならばそのような選手を上位打線に置けば勝利に近づくとは思いますが、出席率が優秀な選手を下位打線にしてまでA選手を優遇したりはいたしません。
また、試合当日は開始30分前にはオーダー表に打順を書き込みます。それまでに到着していない(私が到着していると認識できていない)場合は、下位打順、もしくは10人以上の参加者がいるときはサブとします。
3、 出席可能率
これはどういうことかというと・・・例えば11月は日曜祝日が7回ありました。
そのうち、例えばB選手は5回出席できるけど、2回は欠席になるとします。
(例:2日、9日、16日、23日、24日が出席可能、3日、30日が欠席)
しかし活動はそのB選手が欠席となった2回(3日、30日)となったとします。
こうなると出席率の上では0%となってしまいます。
ただし、これで単に出席していないからということでその選手の貢献度を下げてしまうというのもフェアとは言えません。
ですので、この「出席可能率」も重視したいと思います。
(この場合のB選手の出席可能率は71.4%です)
その他にはCadenzaの活動に対しての貢献度なども鑑みます。
しかし参加率などが低いからと言って、スタメンがないわけではありません。やむを得ない理由で欠席を余儀なくされる場合もあるとは思いますので、その辺は他の選手との兼ね合いを考慮しつつ決めたいと思います。
~転載終了~
というように、起用方針は野球の実力だけでは決定しないということです。
特にCadenzaでは「出席すること」、「出欠連絡を速やかにすること」
この2点に重点を置いています。
以上、色々と書いてきましたが、最終的な目標としてはメンバー全員が楽しく野球をやり、私生活をさらに充実させることです。
しかしそれにはメンバー全員の協力が不可欠であり、それを常に全員で意識しておくことが「良いチーム」を創る土台になっていくのかなと思っています。
※ダウンタウンボーイズのことを過去に私が抱いた感情を赤裸々に書いてしまった部分もありますが、私が退団して同じリーグに参加することをEさんにお伝えしたら、Cadenzaが少しでもリーグに参加できる確率が上がるように、事務局側へ推薦状のメールを書いていただけました。
良い経験も苦い経験も色々としてきましたが、逆に苦い経験があったからこそCadenzaではそれをメンバーにさせないという強い気持ちを持てました。
今後もメンバーには運営に関して厳しいことも言うことがあるとは思いますが、「方針のブレ」だけはしないよう、精進していきたいと思います。
長々とした文章を最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
- favorite4 visibility464
-
navigate_before 前の記事
参加リーグが決定!
2015年2月5日 -
次の記事 navigate_next
ドリームカップ2015 開幕戦 〜対Griffins さん〜
2015年3月17日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件