チーム・スタイルの栄光（と挫折）　24の3

2011年はチーム・スタイルにとってともかくも不運な一年だった。

3月に引き続き、5月の試合も中止となり、次に予定していた8月の試合も、結局雨で中止となったのであった。

この日の朝、予約していたグラウンドの方から、

「グラウンドコンディションが悪いので、使用は出来ない」

と電話があった。

「雨で中止と言うことなら、優先的に予約できるよう規則を考え直してほしいと以前述べたが、あれはどうなったのか？」

という問には、

「今後検討して参ります」

との答えだった。

ホントに検討するのか、検討しても却下と言うことなのじゃないだろうか、と口には出さなかったがそんな風に思ったのだった。

これで3回連続の中止である。どうやら呪われているのかもしれない。

そうした状況を一変させるべく、チーム・スタイルは去年からの議題であったチームキャップをいよいよ作ることにした。

カラーやロゴを、監督のあっ！くま・・・・さんと居酒屋で打ち合わせをする日々（？）が続いた。

そして、9月12日ついにチームキャップが完成したのである。

メンバーにも好評を頂き、士気が高まる。

よし、これを被って試合をしよう！

と意気込んだのはよいのだが、この約二週間後、あのようなアクシデントが筆者に襲いかかろうとは夢にも思わなかったのである。