チーム・スタイルの栄光(と挫折) その26の2

  • フジ
    2012年03月27日 22:31 visibility53

2012年3月25日午後2時、明治神宮軟式野球場コブシグラウンド。

 

チーム・スタイル結成10周年記念試合がついに行われました。

 

思えばいろいろなことがありました。

 

メンバーを見ても、結成時から参加しているのは僅かに3人。

 

あのころ一緒にプレーした方達は、今何をしていらっしゃるのでしょうか…。

 

ただ、振り返ってみるとあっという間の10年でした。

 

そんな感慨にふけッている間にプレーボールです。

 

相手は、これで3度目の対戦となるメタボールズ。

 

こちらが勝手にライバル視しており、リベンジに燃えております。

 

チーム・スタイルは後攻。

 

先発は私。

 

午前の試合で、疲れはあるものの体はよく動く。

 

その試合で、デッドボールを3つも与えたことなど忘れたかのようにストライクが決まります。

 

しかし、敵もさるもの。こちらのエラーを足がかりに盗塁、単打、さらなるエラーを誘うなどで3点を取っていきました。

 

チーム・スタイルは12人の全員打ちの攻撃。

 

相手投手の軟投にことごとく引っかかり、ゴロの山を築き無得点。

 

一昨年の夏の試合のようで、嫌な雰囲気です。

 

2回表は、いきなり出塁したランナーに盗塁を許してピンチを迎えます。

 

次の打者がファーストフライを上げてとったところ、ランナーが飛び出しており、セカンドに送球してダブルプレー!

 

チーム・スタイルがダブルプレーを取ったのは、筆者が知る限りでは10年ぶりとなります。

 

その試合では、筆者はサードを守っており、フライを捕った後なぜかランナーが塁に戻ろうとしていなかったので、すかさずファーストに投げてダブルプレーにしたわけですが、コーチャーズボックスに立っていた相手チームの方がランナーに蹴りを入れていた、というのを思い出したりもしました。

 

結局この回は0点に抑えましたが、チーム・スタイルも無得点。

 

3回は筆者の体が調子を取り戻したのか、ボールにキレとコントロールが出てきました。

 

全てのアウトを三振にとり、0点。

 

3回裏。チーム・スタイルの攻撃。打順は下位ですが、ここから反撃が始まりました

この回は相手投手の球をよく見て、ヒットなどで出塁します。ランナーがたまったところで12番目の打者である筆者が、バッターボックスに立ちました。

 

午前の試合と、ここまでのピッチングで疲労がたまってましたが、かえってそれで無駄な力が抜けたのか、スムーズなスイングが出来、初球の甘い球を筆者自慢の赤バットでひっぱたくと、ボールはショートの左を弾丸ライナーで飛んでいきました。

 

ツーベースヒット!

 

これで2点差。続くバッターもヒットを打ち、筆者はセカンドから全力疾走。ホームに戻り逆転しました!

 

4対3となり、俄然盛り上がるベンチ。

 

このままの流れで試合が進んでいけばいい、とチーム・スタイルのメンバーは思っていてのですが、まだまだ試合は動いていくのでした。

 

 

 

もう少し続く

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