チーム・スタイルの栄光(と挫折)
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フジ
2010年08月23日 23:41 visibility40
時は2001年11月。何気ない会話から歴史は始まった。
その日も銀座で、いつものように呑んだ帰り。
「30人ほど集まれば、東京ドームで一人あたり1万円で野球が出来るらしいよ」
「1万円出すなら、横浜スタジアムを借りて、余ったお金で中華街で呑めばいいじゃん!」
「よし、野球やろう!」
こうなると動きは速い。早速、呑み仲間に連絡を取り、その方々の友人、知り合いなどを巻き込んでチームが結成された。チーム・スタイルの結成である。
チーム名は、いつも呑んでいるバーの名前からとった…(というのは後付で、当初はチーム名はなく、単に代表の名前をとって「××さんチーム」という名前であった。あと、もう一つ別の名前にしようという話もあったが、いつの間にか立ち消えになった)。
まずは、練習である。
チームを作るぞ! という話が上がって約一ヶ月後、それぞれのメンバーのスケジュールや場所などを調整して、2時間ほどの練習を行った。
練習はキャッチボール、ノック、フリーバッティングと何の変哲もないものであったが、野球の練習自体久しぶりなので、身体が思うように動かない。それでもまあ、楽しく汗をかくことができた。
年が明けて、いよいよ試合である。
2002年1月13日(日)14時。明治神宮外苑軟式野球場コブシグラウンド(横浜スタジアムは結局予約が取れなかった)。ここから、笑いと涙と酔っ払いチームの第一歩が始まったのである。
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- 事務局に通報しました。
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