チーム・スタイルの栄光(と挫折)20

  • フジ
    2010年12月21日 21:22 visibility109

2010年1月。チーム・スタイルはまたもや崩壊の危機にさらされていた[d3]。


 


今回の試合は、レギュラーの大半が都合で来られず[d276](連絡がないものもいるし[d225])、韓国人助っ人(といっても未経験者)3人と、LABOLA経由で集めた助っ人4人というメンバーで戦った。


 


時期も時期だし、仕事が入ったりするのは仕方がないとしても、連絡ぐらいほしいものである。参加できるかどうかわからなくとも、「いついつまでには連絡します」ぐらいのことは返せると思うのだが…。


 


ともかく、クソ寒いときにも関わらず集まっていただいた4人の助っ人の方々に感謝[d1]。



相手は、やはりLABOLAの募集をみて応募していただいたチーム。試合開始前から駐車場で素振りなどを入念に繰り返している。豆級と初級の違いを見せつけられる。この時点で韓国人助っ人は


 


「なんか、強そうなんですけど、大丈夫ですか?[d156]」


 


とビビリ顔で聞いてくる。


 


「勝った方が強いわけだから、勝てば問題ない[d6]」


 


と、内心の動揺を抑えつつ、訳の分からないことを言って納得させる(したのか?)。


 


さて、試合であるが、例によって[d150](この言い回し何回目だ?[d223])。


 


キャッチャーは助っ人の方。で、落ち着いたプレーを披露。四球を出す筆者を優しく励ましてくれた。


 


初回から全力で飛ばす[d153]。そのかいあって、初回は全てのアウトを三振で稼ぐ[d228]。しかし、敵もさるもの。四死球や内野の守備のエラーなどで出塁すると、すかさず盗塁などでかき回して着実に点を取る。また、2ストライクまで追い込んだのに、甘く入ったチェンジアップを見逃さず、センター前にヒットを打つなど、気を抜くことができない打線であった。


 



こちらの打撃もふるわず、4回の裏になんとか1点を返すのがヤットであった。


唯一の救いといえば、相手からとった15のアウトの内、10個が三振で、相手チームの肝胆を寒からしめたことであろう。ちょうど10個とったとところで、相手監督は


 



 


と、仲間に怒鳴っていた。 


 


っていうか、負けてるのはこちらなんですけどねえ…[d156]。


 



レギュラーがそろえば、もう少しマシな結果になったと思うが、残念である。 しかし、LABOLAを活用すればなんとか試合ができることが分かった。あとは来ていただいた方にチーム・スタイルに入っていただけるかどうかである。その課題を胸に球場を後にしたのだった…。


 


と、ここで終わりにしたいのだが、試合が終わった後で、ちょっとしたことが。


 


球場代(700円)をもらおうと助っ人の方に言ったところ、


 



 


と言われる。


 



 


という顔でお互いを見つめる筆者と、監督のあっ!くまさん。


 


確かに今回の募集要項には球場代を払ってほしいとは書いてなかったし、これまで全く見ず知らずの人に助っ人を頼んでこなかったので、そういったったし、他の方は「いや、払いますよ」と言ってくれたりもしたのだが、結局助っ人の方からはお金をもらわないことにした。なんとな~く、後味悪い感じで球場を後にしたのだった。


この1ヶ月後、助っ人の方(皇帝さん)から筆者は、逆に助っ人を頼まれる。その詳細は、チーム・スタイル史とは直接関係ないので省くが、これが縁となり皇帝さん(と奥さん)は以後チーム・スタイルの至宝として多々活躍され、また、筆者が助っ人に行ったチームと7月に対戦することになったのであった。


 


次回は、その試合についてです。


 

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