素質高評価　広島が法大・小松を上位指名へ

　広島がドラフトで、法大・小松剛投手（２２）を上位指名することになったとのこと。小松は最速１４９キロを誇る本格派右腕で、秋季リーグ戦前半は背筋痛のため登板機会が巡ってこなかったが、早大１回戦では２失点完投で斉藤に投げ勝った。即戦力投手の補強を急務としている球団が白羽の矢を立てた。球団関係者は「あの直球は非常に魅力的。素材は申し分ない」と評価。小松も７日にプロ志望届を提出しており、１２球団ＯＫの姿勢を見せている。
　これで広島指名予定選手は１順目指名の岩本外野手（亜大）をはじめ、中田投手（広陵）、申内野手（京都国際高）そして小松投手の計４名となり、今季退団日本人選手（丸木・金城・大須賀・甲斐）の数と同数となった。