「気弱」＝「弱い人間」？

今日は、業者の方へお知らせの電話をする業務をしました。

元々、私は電話は苦手な方で、今でもよくあがってしまいます・・・。

話すことは嫌いやないねんけど・・・・。

気弱な性格なもので。（汗）

けど、気弱だからと言って、自分を「弱い人間」とは思っていません。

気弱やからこそ、いろいろ成長していく可能性の「箱」が多いと思うのです。

プロ野球の世界でも、気弱な選手が大活躍をするという話を聞きます。

昔、阪急ブレーブス（現・オリックス・バファローズ）に、今井雄太郎という投手がいました。

「ノミの心臓」と呼ばれるほど気が弱く、極度のあがり症であったため、プロ入りしてから５年間は２勝しかできませんでした。

しかし、今井投手が大の酒好きであったことを知った当時の上田利治監督は、なんと今井投手に缶ビールを飲ませてマウンドに登らせたのです。

すると、それまでとは別人のような快投を見せ、そして78年には、史上14人目の完全試合を達成させたのです！！

まあ、缶ビールを飲ませるというのは現在では禁止されていますけど、それでもこのように気弱な人でも、隠れた才能を発揮して大きな活躍を見せることがあります。

最近で言えば、西武の岸孝之投手もそうですね。

岸投手もかなりの緊張症で、特に大一番での登板前は、吐き気がするほど緊張するそうです。

それでも、日本シリーズで、あれだけの好投を見せるのですから素晴らしいです。

私みたいな気弱でも、自分で成長する自覚さえ持てば、「弱い人間」ではないと思います。

私も初めは苦手やった先輩とも、気軽に話せるようになりました。

まだまだ成長を続けるように頑張りたいと思います。